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2025.11.01 10:15

電話とメールは時代遅れ。業務改善コンサルが語るムダの削り方

Getty Images

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業務改善コンサルタントとして20年以上のキャリアを持つ上妻周太郎さんは、既存業務の見直しポイントのひとつとして、業務でのメールや電話の利用を指摘します。ビジネスシーンの多くでは、すでにメールや電話が迷惑がられるようになっていることに、あなたは気づいているでしょうか? 

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上妻さんの近著『やめたいのにやめられない!「仕事のムダ」の削り方』(すばる舎)から、一部を引用・再編集してご紹介します。


もはや時代遅れな電話やメールでのやり取り

この記事を読んでいる方のうち、社内のコミュニケーションツールとしてまだ電話やメールを使っている人はどれほどいるでしょうか?

もし、いまだに電話やメールでの連絡がメインです、という方がいれば、自分が完全に時代に置いていかれてしまっていることを自覚してください。

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もはや、ビジネスでのメールや電話は過去の遺物です。対外的な連絡ではまだメールや電話が正式な連絡先とされているケースも多いので、ある程度は仕方ありませんが、こと社内の連絡手段としては、すでに大勢は各種のメッセージアプリやグループウェア、コミュニケーションツール等の利用に移っています。

メールは迷惑メールや詐欺メールの氾濫でノイズが多すぎ、使いづらく危険なコミュニケーション手段になってしまいました。

電話についても、相手の時間を勝手に奪う失礼なツールだと考える人や、苦手にしている人の割合が増えてきました。
 
メッセージアプリやグループウェアになんてついていけないよ、という人も、もちろんまだいます。

チームス(Teams)とかスラック(Slack)とか言われても、やり方がわからないよ……と。

私たちも、そのような大先輩方にはつい忖度をしてしまい、相手から電話があれば出てしまいますし、こちらから要件がある場合にもメールで送信してしまうでしょう。

しかしながら、 こちらの都合に関わらず突然鳴り出す電話や、大量のゴミの山から自分に必要な1通を探し出す必要があるメールでのコミュニケーションは、もはや非効率的です。

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文=上妻周太郎/業務改善コンサルタント

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