第7位 ジョエル・エンビード(31)
年収:6520万ドル(約99億円)
チーム:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(センター)
コート内収入:5520万ドル(約84億円)
コート外収入:1000万ドル(約15億円)
ジョエル・エンビードは昨季、怪我の影響でわずか19試合の出場にとどまり、オフシーズンには膝の関節鏡手術を受けてリハビリに専念してきた。しかし、昨季の登録身長213センチ、体重127キロのフィラデルフィア・セブンティシクサーズのセンターは、プレシーズンゲームに出場し、すでに万全のコンディションを取り戻したように見える。トレーニングキャンプ入り時の引き締まった体格から、SNS上では「スリムビード(Slimbiid)」というニックネームまで付けられたほどだ。
これはチームにとって朗報だ。セブンティシクサーズは昨年、エンビードと3年で総額1億9290万ドル(約293億円。2028~29シーズンのプレイヤーオプションを含む)の延長契約を結んでおり、この契約は来季から始まる。コート外では、スケッチャーズやCrypto.comとのスポンサー契約を結んでいるほか、制作会社「Miniature Géant」を率いており、現在はTikTokやインスタグラムで注目の母国カメルーン出身のバスケットボール選手、ンクウェイン・ケネディを題材にしたドキュメンタリーを制作中だ。
第8位 ジミー・バトラー(36)
年収:6510万ドル(約99億円)
チーム:ゴールデンステート・ウォリアーズ(スモールフォワード)
コート内収入:5410万ドル(約82億円)
コート外収入:1100万ドル(約17億円)
ジミー・バトラーは、2月にトレードでゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍し、その後2年総額1億1100万ドル(約169億円)の延長契約を結んだ。今回の移籍によって、チームのフライトを欠席したり練習を途中で抜け出したりといった行動を理由に、複数回の出場停止処分を受けていたマイアミ・ヒートとの長年にわたる確執は終わりを迎えた。興味深いのは、トレード期限前にはウォリアーズとの契約延長に興味を示していなかった彼が、方針を転換した点だ。
36歳のフォワードであるバトラーは、バスケットボールだけでなく、テニスとスカッシュを融合したスポーツ「パデル」にも真剣に取り組んでいる。ヨーロッパで急速に普及し、米国でも人気が高まりつつあるこの競技で、彼はパデルクラブチェーン「リザーブ・パデル」が主催する年間大会の名誉会長を務めている。バトラーによれば、パデルは動体視力と反射神経の改善や持久力の向上に役立っているという。
バトラーは、Alo Yoga、Google、中国のスニーカーブランドLi-Ningといった企業とパートナーシップを結ぶ一方、飲料にも同様に真剣に取り組んでいるという。報道によれば、約1万1000本のワインコレクションを所有している。またコーヒーブランド「Bigface」の創設者で、2024年12月にマイアミにおいて旗艦店をオープンした。
第9位 シェイ・ギルジャス=アレクサンダー(27)
年収:6330万ドル(約96億円)
チーム:オクラホマシティ・サンダー(ポイントガード)
コート内収入:3830万ドル約58億円)
コート外収入:2500万ドル(約38億円)
NBAのレギュラーシーズンMVPとファイナルMVPを同一シーズンで受賞した史上11人目の選手となり、平均32.7得点でリーグ得点王にも輝いたばかりのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーは、7月にオクラホマシティ・サンダーと4年2億8500万ドル(約433億円)のスーパーマックス契約を結んだ。代理人のワッサーマン所属サド・フーシャーと袂を分かった後に、自らが交渉したこの契約の年平均7100万ドル(約108億円)超という契約額は、NBA史上最高を更新した。
27歳のカナダ出身のポイントガードであるギルジャス=アレクサンダーにとって、今年はまさに飛躍の年となった。自身初のシグネチャーシューズをコンバースから発売したほか、ビデオゲーム『NBA 2K26』ではカバー選手としてフィーチャーされ、Netflixのドキュメンタリーシリーズ『Starting 5』シーズン2では主演を務めた。故郷オンタリオ州ハミルトンからも表彰を受けている。
ギルジャス=アレクサンダーにはもうひとつユニークな小遣い稼ぎの方法がある。カナダの人気インタビュアー、ナードワーとの対談で、シーズン開幕時にチームメイトへ自分の服をガレージセールで売っていると明かしたのだ。
第10位 ニコラ・ヨキッチ(30)
年収:6320万ドル(約96億円)
チーム:デンバー・ナゲッツ(センター)
コート内収入:5520万ドル(約84億円)
コート外収入:800万ドル(約1億2000万円)
ニコラ・ヨキッチは今夏、3年2億1200万ドル(約322億円)の延長契約を結ぶ資格があったものの、それを見送った。もっとも、これはデンバー・ナゲッツ側の消極姿勢によるものではない。過去5シーズンのうち3度もMVPに輝き、今季もドラフト・キングスのオッズメーカーやNBA.comのGM調査で最有力候補と目されているヨキッチを、チームが引き留めたがっていないわけではないのだ。
むしろヨキッチ自身が、契約交渉を来夏まで先送りすることを選んだ。そうすれば、4年総額2億9300万ドル(約445億円)の契約を結ぶことが可能になるからだ。30歳のセルビア出身センターであるヨキッチは、来夏に署名するのか、あるいはフリーエージェントとして移籍市場を試すのか──それは2027年か2028年のどちらでプレイヤーオプションを行使するかによっても異なるが──その意向を明らかにしていない。ただ、今月のインタビューで彼は「私の計画は、ずっとナゲッツの一員でいることだ」と語っていた。コート外では、中国のスポーツブランド「361°」や欧州のブックメーカーSuperbet、スポーツ記念品販売会社USAスポーツ・マーケティングなどの企業と提携している。


