コロナ禍の時期に人々が一斉に在宅勤務を始めて以来、北米のオフィスチェア市場は活況を呈している。
グーグルによれば、その市場規模は今後6年間で3.2%を超える成長が期待されている。そしてこの分野では、人間工学、快適性、テクノロジーがますます重視されるようになっている。
価格はピンキリだが重要な要素だ。20ドル(約3000円)以下で新品が買える一方で、1000ドル(約15万円)を超える価格の選択肢もいくつか存在する。まさに「払った価格に相応の価値が得られる」ものの典型と言えるだろう。筆者は5年前に確か400ドル(約6万円)ほどで売られていたゲーミングチェアを使っている。そしてその快適性は、この1年間で著しく低下した。実際、私の背中は、午後になるとほぼ必ず痛くなる。もっとも、私の姿勢が悪いことにも原因があるだろう。だが、背中の痛みは、このイスの設計から派生した副次的結果かもしれない。
だから、LiberNovo(リベルノヴォ)という企業が、同社の現在848ドルで販売されている(日本での一般販売予定価格は税込み17万1600円。12月16日までクラウドファンディングサイトのMakuakeにて消費税・送料込み10万9800円〜で購入できる先行予約受付中)人間工学に基づいた新型ワークチェア「Omni(オムニ)」を試用する機会を提供してくれた時、私はそれだけの金額を支払ってイスをアップグレードする価値があるか、確かめてみなければならなかった。「世界初のダイナミック・エルゴノミック・チェア」を謳うLiberNovo Omniは、大きな箱に入って届いた。組み立てと設置には20分ほどかかったものの、非常に簡単だった。見た目は歯医者のイスと高級オフィスチェアを足して2で割ったような感じだ。



