AI最先端企業で年収20万ドル(約3000万円)以上を得られる5つのスキル
とはいえ、OpenAIは誰にでも高額な報酬や特典を与えるわけではない。彼らが求めているのは、次のようなスキルを備えたトップ人材である。
・AWSやAzureといったクラウド環境の運用
・Pythonプログラミング
・データエンジニアリング
・DevOps
・Spark
注目すべきは、OpenAIの求人の多くが学位を必須としていない点である。その代わりに求められているのは次のような条件だ。
・長年にわたる実務経験
・具体的な技術スキル
・職務に関連する資格(CISSP、CISA、CISM、CCSPなど)
・学びへの強い意欲
例えば、同社が「ChatGPTエンジニアリングマネージャー」の求人で述べているように、「欠けているスキルを自ら学び、吸収する、旺盛で内発的な意欲、そして学びを他者に明確かつ簡潔に共有する能力」が求められているのだ(この職種に対する報酬は最大約5800万円で、株式報酬もついている)。
また、今日の職場で同じくらい重要とされる非技術的スキル、すなわちリーダーシップやコーチングスキルも必須とされている。前述したエンジニアリングマネージャーの求人では、次のような人物像が求められている。
・高品質で魅力的なプロダクト体験の構築に誇りを持てること
・これまでに、エンジニアが最大限の能力を発揮できるよう指導した実績を持つこと
・あいまいで変化の激しい状況にも対応できる柔軟性を備えていること
・変化を、必要なときに秩序をもたらすチャンスであると見なせること
・将来に向けた明確で説得力あるビジョンを描き、伝えられること
こうした要件は、テクノロジー業界を中心に、未来の職場がどう変化していくかを示している。これらのスキルこそが、今後の企業成長とイノベーションを推進する原動力になるのだ。
まとめると、キャリアで成功し、競争力があるポジションを手にするには、次のスキルが必要だ。
1. Python、Java、Airflowなど、需要の高いプログラミング言語、技術スタックにおける確かな技術力(AI関連職では、ほぼすべてにPythonの熟練が求められる)
2. 学び続け、適応し続ける意欲
3. チームの能力を最大化するコーチング力とリーダーシップ
4. 変化に対応するレジリエンス、柔軟性、機敏さ
5. 専門分野に誇りを持ち、資格取得や実務を通じて「職人」としての技能を磨くオーナーシップ精神
もし自分にこれらの資質があると思うなら、今こそイノベーションと変化の最前線に立つ企業やスタートアップの職に応募してみるべきだ。
また、フリーランスとしてスキルや専門知識をパッケージ化し、専門的支援を求める企業にとって欠かせない存在となることもできる。
そして、現時点でまだそのレベルに達していないと感じるなら、今すぐ行動計画を立て、本稿で紹介した「年収20万ドル(約3000万円)以上の価値あるスキル」を習得し、磨き上げることを目指すべきである。


