働き方

2025.10.24 07:15

働く女性の半数超が共感 「ワークライフバランス捨てる」発言の意外な受け止め方

Getty Images

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日本初の女性総理大臣となった高市早苗氏が自民党総裁就任時のスピーチで述べた「ワークライフバランスを捨てる」「働いて、働いて、働く」という発言が波紋を呼ぶ中、働く女性たちはこの言葉をどう受け止めたのか。

キャリアデザインセンターが運営するWebマガジン「Woman type」が20代から40代の働く女性100名を対象に実施した調査により、意外な結果が明らかになった。

過半数が「覚悟が伝わった」と評価

調査によると、高市総理の発言を「ポジティブに受け止めた」と回答した女性は53%と過半数を占めた。「ネガティブに受け止めた」は29%、「どちらでもない」が18%という結果となった。

ポジティブに受け止めた理由として最も多かったのは「個人の決意表明として捉えたい」で46%。次いで「仕事への本気度が伝わる」が31%、「仕事に全力を尽くす女性はかっこいい」が12%、「思い切り働くことは悪いことではない」が11%となった。

具体的なコメントでは「『私自身働いて、働いて、働いて』と付け加えており、改革意欲を強く感じられた」(24歳・一般事務)、「国のために働くとおっしゃっているだけなので、自分も頑張ろうと元気をもらった」(39歳・公務員)、「働く女性代表として頑張って欲しい」(40歳・サービス業)といった声が寄せられた。

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文=池田美樹

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