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2025.10.24 17:00

2025年版「世界で最も稼ぐサッカー選手」トップ10──1位は別格ロナウド、若手2人も注目

Jose Manuel Alvarez Rey/Getty Images

第1位 クリスティアーノ・ロナウド

Eric Verhoeven/Soccrates /Getty Images
Eric Verhoeven/Soccrates /Getty Images

年齢:40歳
所属:アル・ナスルFC
出身国:ポルトガル
プレー報酬:2億3000万ドル(約350億円)
ピッチ外収入:5000万ドル(約76億円)

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5度のバロンドール、4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝、英・西・伊の国内タイトル。ロナウドのトロフィー棚に空きがあるとは思えない。しかし、40歳となった彼は、なおも2つの大きな目標を掲げている。1つはクラブと代表を通じた通算1000ゴール(現在のところ残り52得点)、もう1つは母国ポルトガルで史上初となるワールドカップの制覇(2026年北米大会)である。

ピッチ外では「CR7」ブランドのホテル、ジム、腕時計事業を拡大しており、彼のYouTubeチャンネルであるUR Cristianoの登録者は約7700万人だ。マーケティング会社のツー・サークルズによれば、全てのSNSを合計した彼のフォロワー数は10億400万人に達し、これは彼が地球上で最もフォロワーが多い人物であることを示している。

第2位 リオネル・メッシ

Rich Storry/Getty Images
Rich Storry/Getty Images

年齢:38歳
所属:インテル・マイアミ
出身国:アルゼンチン
プレー報酬:6000万ドル(約91億円)
ピッチ外収入:7000万ドル(約106億円)

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以前は今シーズン限りでMLSから退く可能性を囁かれていたメッシだが、複数年契約の延長に近づいていると報じられ、現在ではインテル・マイアミへの残留が確実視されている。インテル・マイアミの共同オーナーであるホルヘ・マスは以前「2026年もメッシは戻ってくると確信している」とForbesに語っていた。

世界中のファンは、メッシがアルゼンチン代表選手として史上最多となる6度目のワールドカップ出場を狙うかどうか注目している(ポルトガルのロナウドも同記録に到達する可能性がある)。

ピッチ外ではアディダス、レイズ、マスターカードなどと契約を結び、2024年にはスポーツドリンクのMás+ by Messiを発売。さらに2017年に設立したMiMホテルズに加え、2025年にはレストランチェーン、エル・クラブ・デ・ラ・ミラネーサの株主にもなった。

第3位 カリム・ベンゼマ

Yasser Bakhsh/Getty Images
Yasser Bakhsh/Getty Images

年齢:37歳
所属:アル・イテハド
出身国:フランス
プレー収入:1億ドル(約152億円)
ピッチ外収入:400万ドル(約6億円)

37歳となったベンゼマは今季サウジ・プロフェッショナルリーグで2試合3得点と、その健在ぶりを示している。ただし、契約は今季限りで満了予定であり、ヨーロッパ復帰の可能性も取り沙汰されている。特に、以前の監督であるジョゼ・モウリーニョが率いるSLベンフィカへの移籍説が浮上している。ベンゼマはロナウドやメッシほどのソーシャル上の存在感はないものの、それでも彼のインスタグラムのフォロワー数は7600万人で、過去1年間ではアディダスやアサフ・パフュームズなどのブランドとの契約を交わした。

第4位 キリアン・エムバペ

Antonio Villalba/Real Madrid via Getty Images
Antonio Villalba/Real Madrid via Getty Images

年齢:26歳
所属:レアル・マドリード
出身国:フランス
プレー収入:7000万ドル(約106億円)
ピッチ外収入:2500万ドル(約38億円)

昨シーズン、エムバペがレアル・マドリードに加入して初年度のチャンピオンズリーグへの挑戦は準々決勝敗退という結果となった。そして彼は、代わりに古巣のパリ・サンジェルマンFC(PSG)が優勝するという屈辱を味わった。彼とPSGとの因縁はこれだけではない。エムバペはPSGを相手に未払い金6100万ドル(約93億円)の支払いを求める訴訟を起こしているのだ。

彼はドイツ企業ロエベの10%超、フランスの2部クラブであるスタッド・マルルブ・カーンの80%を所有するなど、投資ポートフォリオを拡大している。さらに高級時計販売プラットフォームのリストチェックやフランス・セイルGP・チームへも、彼が所有するコーアリジョン・キャピタルを通じて出資している。

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翻訳=江津拓哉

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