働き方

2025.10.22 08:15

ITエンジニアの7割が「入社後に話が違う」と回答。すぐ辞める会社の特徴

Getty Images

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技術系企業はともかく、一般企業ではITエンジニアの立場は弱い。そもそもITエンジニアが何をしているのか、どんなに大変な仕事なのかを理解してもらえない。そのため、入社早々に「話が違う」と退職を検討するエンジニアは多い。何が問題なのか。雇用側はどうすれば引きとめられるのか。調査によってITエンジニアの本音が明らかになった。

IT人材専門のキャリア支援サービス「キッカケエージェント」は、「ITエンジニアからの退職を経験したことがある」438人を対象に、退職を決めた理由などについて調査を行った。退職を決意した瞬間を尋ねると(複数回答)、給料が市場価格より低いと知った瞬間が1位だった。

また、「技術改善がされることはないと悟った瞬間」、「緊急時の対応が限界だと感じた瞬間」という意見からは、会社のITへの関心が著しく低く、ITとそれを運用するITエンジニアの重要性を理解していないことがわかる。そのため、「エンジニアを軽視する発言」にさらされ、「他社との待遇差に愕然」とする結果を招く。ITエンジニアの待遇が低いのは当然と思われる。

入社後に「話が違う」と感じた人は約75パーセント。入社後半年以内に退職を検討した人は約34パーセント。1年以内だと約57パーセントにのぼる。話が違うと感じた点は、残業時間が想定より多い、ドキュメントがまったく整備されていない、オンコール対応が聞いていたより多い、技術スタックが聞いていたものと違っていたなどなど、ここにも会社のIT業務への意識の低さが表れている。

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文 = 金井哲夫

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