Windows 10ユーザーの選択肢は5種類
Windows 10ユーザーには、選択肢が5種類用意されている。
(1)「Microsoft アカウント」とOneDriveを使って無償版ESUを利用
(2)Microsoft ストアで有料ESUを購入
(3)利用中のパソコンが動作条件を満たすならWindows 11にアップグレード
(4)新しいWindows 11パソコンを購入
(5)利用中のパソコンにグーグルの無料OS「ChromeOS Flex」(クロームオーエス・フレックス)をインストール
Windows Latestは「29.99ドルという価格は税抜きであり、ライセンスを購入する際にはより高くなる可能性がある。税額は地域によって異なるため、購入ボタンを押す前に確認すべきだ。これは1度きりの購入であり、継続課金型のサブスクリプションではない。マイクロソフトの計画は、あと1年だけセキュリティアップデートを提供することだからだ」と述べている。
セキュリティ更新プログラムを適用しない場合、セキュリティ上のリスクに直面
米国のサイバー防衛機関も、「Windowsのサポートから脱落してはならない理由」をタイムリーに想起させている。セキュリティ更新プログラムを適用しない場合、セキュリティ上のリスクを抱え込むことになる。
たとえばこの告知では、連邦政府職員に対し、米国時間11月4日までの更新を告知している。Cybersecurity Newsによれば、CVE-2025-59230は「ローカル権限昇格の脆弱性であり、初期アクセスを持つ者のような認可されたユーザーが、より高い権限を獲得してネットワーク全体を侵害する可能性がある」。マイクロソフトは「この問題はWindows 10、11、Serverエディションを含む複数のWindowsバージョンに影響する」と認めている。
すべてのWindows 11 PCをAI PCにしたい
アップグレードに関して、マイクロソフトは「すべてのWindows 11 PCをAI PCにしたい」とも発表し、「人々が日々すでに使っているWindowsのエクスペリエンスに統合することで、最強のAIをより身近なものにする」と述べている。
マイクロソフトの上級副社長であるユスフ・メフディはThe Vergeに対し、「私たちのビジョンは、OS全体をAIを軸に書き換え、真にAI PCと呼べるものを本質的に構築することです」と語った。
だがその一方で、まずは基本を確実にこなし、現行のPCがすべて安全であることを確認しよう。


