健康

2025.10.21 07:15

妻の不調を理解できない夫たち。更年期の壁を壊す唯一の方法

gettyimages/pain au chocolat

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女性だけでなく、男性にも訪れる更年期。身体の変化に加え、感情の揺れや気分の落ち込みを感じる人も少なくない。しかし「どうせわかってもらえない」と、夫婦で更年期の話題を避けてしまう人は多いのではないだろうか。株式会社ファンケルが実施した「更年期に関する夫婦の会話実態調査」では、体調不良を越えるカギが「会話」であることが明らかになった。

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【調査概要】
調査名称:「更年期に関する夫婦の会話実態」の調査
調査期間:2025年8月2日(土)〜8月3日(日)
調査方法:会場調査
調査対象:更年期症状を実感している40代から50代女性とその夫 計100人(夫婦50組)

夫婦の会話時間は「1時間未満」が6割

まず、夫婦の平日の会話時間について尋ねたところ、約65%が「1時間未満」と回答した。
会話の内容は「子どものこと」が男女ともにもっとも多く、次いで「体調や健康のこと」「週末・直近の予定」と続いた。

会話内容を男女別に見ると、女性は「体調や健康のこと」がもっとも多かったが、男性は4割にとどまった。男性は「子どものこと」に次いで「週末の予定」「趣味・娯楽」といった日常的な段取りや娯楽に関心が集まった。

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1日24時間のうち、仕事や睡眠を差し引けば、夫婦の会話が1時間未満というのは必ずしも少ないとは言い切れない。会話の長さよりも大事なこと。それがこの調査の後半で明らかになってくる。

更年期の話題は「話しにくい」

続いて「更年期や健康の話題について話しにくさを感じたことがあるか」との問いでは、女性の約7割が「ある/ときどきある」と回答した。日常的な健康や体調の話題は交わされているにもかかわらず、更年期に関しては一歩踏み込んで話しにくいと感じているようだ。理由としては「女性特有の症状だという認識があり、男性には理解されにくい」「相手に辛さを実感してもらうのは無理」といった声があがった。

さらに「更年期についての理解や情報が十分でないことで、夫婦間に衝突やすれ違いを感じたことがあるか」という質問には、女性の約半数が「ある」と答えた一方、男性は約4人に1人にとどまった。つまり、更年期が夫婦関係に与える影響について、女性は敏感に捉えているのに対し、男性の自覚は乏しいというギャップが見えてきた。

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文=福島はるみ

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