2つの彗星 いつ、どこを探す?
今週末、レモン彗星(C/2025 A6)とスワン彗星(C/2025 R2)を観察するのに最適な時間帯は、★日没1時間後からの30分間だ。2つの彗星は空の反対側に位置している。レモン彗星は北西、スワン彗星は南西だ。
今いる場所の日の入り時刻を確認しておこう。たとえば東京なら17日の日の入りは午後5時3分なので、午後6時頃から観測に臨むのがベストということになる。
レモン彗星(C/2025 A6)は夜明け前にも見える。日の出の約1時間前に北東~東北東の低空を探してみよう。東京の場合、18日の日の出が午前5時50分なので、午前4時50分頃からが観測に最適なタイミングとなる。
レモン彗星の見つけ方
日没後、北西の低空を見よう。レモン彗星(C/2025 A6)は北斗七星のひしゃくの柄の左下方に位置している。ひしゃくの柄の先端の星アルカイド(おおぐま座η星)と、その西側(左側)でオレンジ色に明るく光るうしかい座の1等星アルクトゥルスを結び、その中間点よりやや右下を探すと見つかる。
地平線からの高度は観測する場所によって変わってくるが、東京では約15度と非常に低い。夕闇が深まるにつれ、高度は徐々に下がっていく。
夜明け前に観測する場合は、北東~東北東の低空を探す。北斗七星のひしゃくの柄は地平線を指すように下を向いている。先端のアルカイドの右側を見ると、やや明るい星がある。これがりょうけん座の3等星コルカロリで、レモン彗星はそのすぐ下に見つかるはずだ。
高度は東京で約12度とやはり非常に低いが、ちょうど金星がほぼ同時刻に東の地平線から昇り、その上方には非常に細い月がかかっていて美しい情景となる。
スワン彗星の見つけ方
青緑色に光るスワン彗星(C/2025 R2)は、日没後の南西の低空にある。17日午後6時頃の高度は、東京で約34度だ。18日(土)から19日(日)にかけて天の川を横切りつつ、いて座の有名なアステリズム(星群)「ティーポット」の上方へと移動し、地球に最も接近する。
20日(月)には「夏の大三角」で有名なわし座の真下に位置し、高度は40度に達する。夜の闇が濃くなるとともに、彗星は徐々に高度を下げ、南西の地平線へと沈んでいく。


