ChatGPTの登場以来、多くのビジネスパーソンがさまざまな目的でこれを活用してきた。コンテンツ作成、メール送信、事業計画の立案、新しいスキルの習得、コーチングやチュータリングの受講などである。
ただし、その出力はオンライン上のさまざまな情報源に基づくものであり、その中には必ずしも信頼性が100%保証されているとはいえないものもある。
しかし今週から、収入アップにつながる認定資格への道は、文字通り「プロンプトひとつ分」の距離になった。
OpenAIが『OpenAI Dev Day』で発表した「Apps in ChatGPT」機能により、教育プラットフォームのCourseraが最初の教育パートナーとして参加し、スキルアップの機会がより簡単に、迅速に、そして幅広く提供されるようになった。
ChatGPTでCourseraを使う方法
筆者は今回、Courseraに直接取材し、この仕組みがどのように機能し、AI、ソフトウェア、データ分析といった高収入スキルを学ぶうえで、専門職にどのような恩恵をもたらすのかを聞いた。その回答を以下にFAQ形式でまとめている。
本稿を読めば、ChatGPTを通してCourseraの教材に無料でアクセスする方法と、それがキャリアアップにどのようにつながるのかが明確に理解できるだろう。

Courseraを利用する際の事前準備(ブラウザー版ChatGPTの場合)
・画面左下にあるユーザー名をクリック
・「設定」を開き、「アプリとコネクター」をクリック
・「Coursera」を探してクリック
・「接続する」をクリック
・注意事項が表示されるので、内容をよく読んだ上で「Courseraを接続する」をクリック
・「Courseraが接続されました」という旨のメッセージが表示されたら、設定完了
ChatGPTでCourseraを利用する場合の注意点
・2025年10月16日現在では、英語UI優先(英語優先)。日本語UIでは呼び出しに失敗することがある
・コースによっては、Courseraへのログインや受講登録が必要(チャット内で関連するリンクが表示される)
・Courseraの動画は英語のみの場合がある。プロンプトで「日本語で要約して」といった指示を加えると、内容を理解しやすくなる



