働き方

2025.10.24 10:15

「病院の待ち時間」を無駄にしない人がやっている"2つのこと"

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1日を過ごす中では何らかの隙間時間が発生します。病院での待ち時間など、正確な長さが予測しづらいまとまった隙間時間が発生する場合には何をしたらいいのでしょうか。

現役コンサルタントで年間300冊以上のビジネス書を読む本山裕輔さんが隙間時間の最適な活用法を説いた新刊『仕事ができる人がキリの悪い時間にやっていること』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けします。


インプット、事務処理がやがて自己投資につながる

例えば、病院で診察の番が来るまでの待ち時間、電車や飛行機などの公共交通機関に乗っている時間には、まとまった隙間時間が発生します。

こういった待ち時間に本を読むなり仕事のメールを返すなりの活動を行うと、「待たされている感覚」から来るストレスや不満感の軽減にもつながります。

では、具体的にどのように時間を有効活用するとよいのか、実際に私がやっていることをご紹介します。

現代社会において、私たちは日常的に多くの待ち時間に直面します。病院での診察待ち、レストランでの入店待ち、電車やバスの遅延による待ち時間など、これらの時間は一見すると「失われた時間」のように感じられがちです。しかし、あらかじめ待ち時間をどう使うかを決めておくことで、この時間を貴重な自己投資の機会に変えることができるのです。

まず、これらの待ち時間に共通する特徴を把握しておくことが重要でしょう。

大きくは2つの特徴があります。

待ち時間の特徴① 予測困難な時間の長さ

病院やレストランでの待ち時間は、事前に正確な時間を予測することが困難です。「あと10分程度」と言われても、実際には30分以上かかることも珍しくありません。この不確実性により、長時間を要する作業に取り組むのは現実的ではないのが実情です。

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文=本山裕輔

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