2つ目は、スマホで完結できる事務処理です。
「お疲れ様です」「ありがとうございます」のような短いやりとりや、スタンプで返せるような軽い連絡は、この時間にさっさと片づけてしまいます。夜にまとめて返信するより、こまめに処理したほうが相手にも喜ばれますしね。
ただし、長文が必要な重要なメールは別です。これはスマホで無理に書こうとしません。「○時頃に改めて詳しくご連絡します」とだけ返して、言いたいことを箇条書きでメモしておく。後でPCで落ち着いて書いたほうが、結果的に早いし内容もよくなります。
人間工学の研究でも、長文入力はスマホよりPCのほうが圧倒的に効率的だということがわかっています。スマホでちまちま長文を打つのって、時間もかかるしミスも多くなるんですよね。だから、適材適所で使い分けるのが大切です。
ちょっとした工夫で「無駄」を「自分のため」に
「たかが待ち時間でしょ?」と思われるかもしれませんが、1日20分の待ち時間でも、1年間で計算すると約120時間、丸々5日分に相当します。
この時間で読んだ記事、学んだこと、処理した連絡。それらが積み重なって、気がつくと「あ、前より情報に敏感になったな」「レスポンスが早くなったって言われるようになったな」という変化を実感できるはずです。
何より、待ち時間に対するストレスがぐっと減ります。以前は「また待たされる」とイライラしていたのが、「おっ、読みたかった記事を読む時間ができた」と思えるようになる。この心境の変化は、日常生活の質を大きく向上させてくれます。
完璧を目指す必要はありません。時にはボーッとしていたっていいんです。でも、ちょっとした工夫で「無駄な時間」を「自分のための時間」に変えられるなら、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
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