そこで「2分以内に終わりそうなタスクは、考えすぎずにすぐ済ませる」という割り切った判断を下すことで、頭の中のリソースを効率的に節約できるのです。
2つ目は、2分ルールでタスクを処理することにより、仕事のよいリズムを作り出せるためです。
隙間時間に1つのタスクを完了できると、小さいながらも確実な成功体験を積むことができます。
例えば、チャットツールに届いていた連絡に「了解」というスタンプを押すだけの作業でも、「完了した」という達成感が生まれ、隙間時間を有効活用できたという手ごたえを感じられるものです。
本当に簡単なもので十分
以上の理由から、細切れの隙間時間が生じた際には、何か1つで構わないので、簡単な作業を完了させることを強くお勧めします。
本当に簡単なもので十分です。具体的には、次のような作業が考えられるでしょう。
・「ありがとうございます。今後もよろしくお願いします」程度で済むメールを1通返信する
・全社のチャットに流れてきた連絡事項に「読みました」のスタンプを押す
・自販機へ行って飲み物を購入する
・お手洗いを済ませる
・オフィスでまだ挨拶できていない人に「お疲れ様です」と声をかける
・書類整理やデスク周りの片づけを行う
こうした行動を1つでも完了させることができれば、「隙間時間に何もできずに終わった」という無力感を抱くことなく、むしろ充実感を得ながら1日を過ごすことができるはずです。
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