マーケティング代理
営業やマーケティングの知識・経験があるなら、AIツールを活用したデジタルマーケティング代理店を立ち上げるのも有効だ。AIを活用し、コンテンツ、広告コピー、動画広告素材の制作やSEO対策などのサービスを提供できる。
この分野に適したAIツールには、Jasper、SurferSEO、ChatGPT、Runwayなどがある。これらを使えば、動画作成からSNS運用まで一貫して行える。月5000ドル（約76万円）を支払ってくれるクライアントを20社獲得できれば、月10万ドルの収益が見込める。
YouTubeの自動化と「顔出しなし」チャンネル
AIを活用してYouTubeチャンネルを収益化する方法もある。
スクリプトの作成、ナレーション、写真・動画編集などは、ElevenLabs、Pictory、MidjourneyといったAIツールで行える。さらにNotionやClickUpを使えば、コンテンツ制作の進行管理も容易になる。
週に5本の動画を作成し、話題性があり興味を引くテーマを取り上げよう（著作権法を順守すること）。視聴数や登録者数が増えるほど、広告収入、スポンサー契約、アフィリエイト収入が拡大する。1〜2本でも動画がヒットすれば、10万ドル、あるいはそれ以上の収益を得ることも可能だ。
ECまたはドロップシッピング
パンデミック以降、オンラインストアの需要は急速に拡大している。この市場の拡大を利用し、AIを使ってオンラインストアを効率的に立ち上げ、拡大することができる。
ChatGPTやKoala、SellTheTrendなどのツールを使えば、商品説明文、広告、ランディングページを自動生成できる。またMidjourneyを使って商品写真や動画を高品質に加工することも可能だ。そして、Shopifyを利用して商品を販売し、Facebook、Google、TikTokの広告で集客する。さらにAIチャットボットを導入すれば、カスタマーサポートも自動化できる。
AIは多くのオンライン業務を一変させた。コーディングを学ばなくても、多くのAIツールを最大限に活用できる時代になった。
ただし注意すべきは、AIが魔法のように不労所得を生み出すわけではないという点である。コンテンツや広告のアイデアを生み出すためには、最初に労力をかける必要がある。また、オーディエンス、購読者、学習者、購入者を生み出す「影響力」を築くことも時間がかかる。
しかし、これらのツールを学び、ビジネスを構築する努力を続ければ、あなたは今後1カ月で、10万ドルの収益という目標の半分近くまで到達しているはずだ。
