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2025.10.13 09:15

だらだらスマホの悪習慣を断つ、スマホ時間削減術

Getty Images

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隙間時間についスマホに夢中になる。寝る前にスマホでSNS動画を見続けてしまう。体に悪いとわかっていてもやめられない、そんな習慣を、どうやったら断ち切れるのか。

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ESSEは、11月号の特集記事「やめて、捨てて正解だったこと!」の制作に向けて、全国の30〜50代の女性で構成される読者モニター「ESSEフレンズレポーター」(メンバー数298人)を対象にした生活習慣に関する調査を実施。そのなかから「やめたいのにやめられない習慣」の結果を公開した。

それによると、じつに50パーセントの人が「スマホ利用に関わる習慣」と答えた。隙間時間や寝る前にだらだらとスマホでSNS動画などを見続けてしまうアレだ。男女の区別なく、これは世界中のスマホユーザーの悩みだろう。そこで、ESSEの読者代表として編集に携わる「ESSEフレンズエディター」の3人が、実体験をもとに、この悪習を絶ちきるためのアドバイスを提供した。

ESSEフレンズエディター1期生の名倉永利子氏、
ESSEフレンズエディター1期生の名倉永利子氏、

ライフオーガナイザーの資格を持つ片付けのプロ、名倉永利子氏は、SNS動画を長時間見てしまう習慣をやめるのに苦労した仲間だ。今は「ストレス解消のために自分に必要な時間だと割り切りつつ、この時間までで終わり、とゴールを設定している」という。また寝室にスマホを持ち込まない、通知をオフにするなどの「ダラダラスマホ時間」の削減策を講じているとのことだ。

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ESSEフレンズエディター2期生のsakura氏。
ESSEフレンズエディター2期生のsakura氏。

2級FP技能士のsakura氏も「私もだらだらとスマホを見て時間を費やしてしまいます」という1人。寝る前のスマホをなかなかやめられなかったが、今は「スパッと部屋を暗くして早寝を心がけています」とのこと。「スキマ時間はつねにスマホが手にはりついている」のだが、人といるときはなるべくスマホに触らないようにしているそうだ。

ESSEフレンズエディター2期生の御園生氏。
ESSEフレンズエディター2期生の御園生氏。

住宅デザイナーの御園生梓氏は、「スマホのスクリーンタイムのSNSアプリの使用時間に制限をかけると、自然とスマホに触れる時間が減り、気持ちもすっきりするのでおすすめ」と話している。また、ファッション好きの御園氏は、仕事が忙しいとストレス解消でオンラインショップで服を大量に買っていたが、クローゼットが「ときめかない服ばかり」になっていることに気づき、やめたとのこと。

なるほど、スマホってそうやって使うのか。iPhoneのスクリーンタイムやAndroidのDigital Wellbeingはアプリの使用時間を表示してくれたりするが、使用時間の制限もできる。必要に迫られないと、なかなかピンと来ない機能だったが、これでハッキリした。やめたくてもやめられないのは、意志が弱いせいだ。意志を強くするにはその数倍の意志が必要になるので、そんな強い意志があればとっくにやめられている。そんな人間には、スクリーンタイムなどのツールを使うのが賢い選択となるというわけか。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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