2. アルゼンチノサウルス(学名:Argentinosaurus)
中生代に生きていたアルゼンチノサウルスは、これまで知られているなかで最大級の陸生動物だ。ティタノサウルス類の恐竜で、全長30~35m、体重70~100トンと推定される。
無理もないことだが、絶滅動物のサイズを正確に測定するのは難しく、ある程度の不確かさは残る。全身骨格が発見されることはまれで、古生物学者は通常、断片的な化石から推定せざるを得ない。
それでも、アルゼンチノサウルスが巨大だったことは確実だ。シロナガスクジラと違って、アルゼンチノサウルスは陸生の植物食動物だった。彼らが桁外れに大きくなったのは、おそらく捕食者から身を守るのに役立ち、高い樹冠の葉を食べるのに役立ったためだろう。
巨大化に至る進化的経路は、特殊な環境がもたらす圧力の影響を受けたようだ。具体的には、豊かな食料源を利用できたこと、哺乳類と比べて代謝面での制約が小さいこと、彼らのニッチ内部における競争がおそらく少なかったことが挙げられる。
アルゼンチノサウルスの巨体は、骨の発達や心臓血管系といった生理的特徴にも影響を与え、巨大恐竜として陸上で生きられるよう調整がなされた。


