健康

2025.10.10 08:15

Z世代はセルフケア意識高め、バズった投稿は信じる傾向

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身体的・精神的・社会的といった総合的な健康を目指すヘルスケアは、健康の維持・増進のために重要だ。第一三共ヘルスケアは、このヘルスケアに関する意識調査を実施し、Z世代の現状と課題を浮き彫りにした。

調査によると、まず「セルフケア」についての認知度について、Z世代は「意味、内容まで知っている」が25.6%、「言葉だけは知っている、聞いたことがある」が49.5%占め、「知っている」人は75.1%に上った。これはミドル世代と遜色なく、「意味、内容まで知っている」人に限ればZ世代が約6ポイント上回っており 、Z世代のほうがやや意識が高いことがわかる。

ではセルフケアを実践しているかの問いには、Z世代は「できている」「どちらかというとできている」を合わせて52.4%、ミドル世代は44.9%とZ世代のほうがやや高い傾向にある。

一方で、セルフケアが実践できていない理由としては、「何をすればいいのかわからないから」が38.6%でトップ。これはZ世代もミドル世代ともに共通しており、ヘルスケアを知っていても取り入れるところまで行けていない層がいることが考えられる。次いで「良い睡眠がとれていないと思うから」が30.5%、「仕事や勉強、家事・育児などで忙しいから」が28.3%で続いている。

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文=飯島範久

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