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2025.10.07 17:00

SNSが「普通」のことに仕立てている「3つの不健全な考え方」、その背景を心理学者が解説

Shutterstock.com

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SNSが暮らしの多くの側面を支配している今、私たちの世界観や、普通だと思うことに与える影響は無視し難いものになっている。あなたが気づいているかどうかにかかわらず、SNSはあなたが望ましいと考えるもの、あるいは許容できるものに圧倒的な影響力を持つ可能性がある。あなたのキャリアや恋愛関係、あるいは自由時間の過ごし方さえも左右するかもしれない。

SNSはさまざまな状況でレンズ(往々にして歪んだレンズ)となり、人々の暮らしの厳選されたバージョンだけを見せる。特定の行動やライフスタイルを日常的で魅力的なものに見せ、その魅力を高める。

時には、それが必然であるかのようにさえ見せる。例えば、完璧に編集された「朝5時、または6時の日課」や、いわゆる「That girl=セルフケアを丁寧に実践している女性」の習慣があふれんばかりのフィードをスクロールしていると、成功するためには誰もがこのような生活を送らなければならない、という印象を与える。それが普通のスケジュールのように思わせることもある。不完全な朝のリラックスタイムや個人の休憩時間さえも正しくない選択肢のように思わせる。

基本的に、あなたの認識はあなたが消費するすべてのコンテンツに強く影響される。かなり洗練されたスナップショットを延々と目にしていると、「普通」という感覚が歪み、極端な行動が普通に見えるようになる。

全体として、SNSはこれらの選択肢が誰もが倣うべき標準的な道であるかのような錯覚を引き起こす。実際には、一般化された行動の多くはそう思えるほど普通でも普遍的でもない。

SNSが普通のこととして美化している3つの不健全な考え方を以下に挙げる。

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翻訳=溝口慈子

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