ソフトウェア革命のパイオニアをもうひとりあげるとすれば、それはエリック・シュミットだ。シュミットは、シリコンバレーでもっとも重要なソフトウェア会社のひとつであるノベルを経営していた。そして2001年、彼はグーグルのCEOに就任する。
シュミットの誕生日は?
エリック・シュミット:1955年4月27日
もちろん、シリコンバレーの大物はすべて1955年に生まれたと言いたいわけではない。実際に違う人もいる。アメリカの実業界の巨人が、すべて1830年代の半ばに生まれたわけではないのと同じことだ。
しかし、ここにはきわめて明確なパターンがある。そして特筆すべきは、ほとんどの人がそのパターンを認めたがらないということだ。
私たちは、成功とはひとえに個人の能力と努力の結果だというふりをしている。しかし、これまでふり返ってきた歴史からも明らかなように、事態はそこまで単純ではない。むしろそれは、特別なチャンスを与えられた人たちの物語だ。
彼らは、全力で努力し、成功をつかむチャンスに恵まれた。それに加えて、人並み外れた努力が報われるような時代にたまたま生まれたことで、社会情勢も味方につけることができたのだ。彼らの成功は、彼らだけの功績ではない。それは彼らが育った世界の産物でもある。
1954〜55年に集中する
ところで、ビル・ジョイのことも忘れるわけにはいかない。
本人によると、もし生まれる時期がほんの少しだけ早く、カードに打ち込んでプログラミングを行うという気の遠くなるような作業をしなければならなかったとしたら、自分は科学の道に進んでいただろうとのことだ。コンピューターの伝説の人ビル・ジョイは誕生せず、代わりに生物学者のビル・ジョイが誕生していたことになる。
逆に数年遅く生まれていたら、インターネットの基礎になるコードを書くというチャンスを逃していただろう。この場合も、コンピューターの伝説の人ビル・ジョイは誕生せず、やはり生物学者のビル・ジョイになっていたかもしれない。
ビル・ジョイの誕生日はいつか?
ビル・ジョイ:1954年11月8日
ジョイはその後、バークレーを去ると、サン・マイクロシステムズを創業した4人のうちのひとりとなった。シリコンバレーでもっとも古く、そしてもっとも重要なソフトウェア会社のひとつだ。
あなたがそれでもなお、生まれた時代と場所にそこまでの影響力はないと信じているのなら、サン・マイクロシステムズを創業した他の3人の誕生日も見てみよう。
スコット・マクネリ:1954年11月13日
ビノッド・コースラ:1955年1月28日
アンディ・ベクトルシャイム:1955年9月30日
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