働き方

2025.10.06 17:00

社畜時代へ逆戻り、「996勤務」過酷な長時間労働が米国で広がる テック業界で顕著

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2. メンタルヘルスサポートを提供する

「チームにメンタルヘルスのサポートを提供することは、メンバーがバーンアウトやストレスを抱えていないことを確認する素晴らしい方法だ。メンタルヘルスの不調に気づいて支援するメンタルヘルス・ファーストエイド(MHFA)を提供する人がいれば、必要なときに支援やサポートが受けられるようになる」

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3. 健康的なワークライフバランスを奨励する

「健康的なワークライフバランスの促進は、チームのウェルビーイングの優先を促し、バーンアウトの予防にも役立つ。有給休暇の取得や定時退社を支援する企業文化の構築は、従業員のストレス軽減にもつながる。また、このような企業文化は優秀な人材の獲得と維持に役立つ」

バランスのとれた労働文化を

今のところ996勤務というトレンドは、新しいものを作り上げる興奮に浸り、ずっとそれに取り組むことを望む一部の企業に限られているとカラジアンは指摘する。とはいえほとんどの専門家は、仕事の生産性と成功は利益と人間性の対立ではなく、健全なワークライフバランスを見出すことにかかっていると口をそろえる。

996勤務が広がりつつある中、雇用主が職場の慣行や残業要求、非効率的な会議などに大胆にメスを入れない限り、健康的なバランスを見つけることは今年も難題のままだろう。企業が取り組むべきは、従業員を人間ではなくロボットとして扱う非現実的な労働ではなく、生産性と収益性を人間性、ウェルネスと融合させた労働文化の提供だ。

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forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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