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2025.10.04 17:00

恋人と共に関係を進化させるのに役立つ、意外な「3つの愛情表現」 心理学者が解説

VioletaStoimenova / Getty Images

2. 沈黙の共有

沈黙は恋愛関係において悪いものだという不当な見方がある。気まずいもの、あるいはつながりの喪失のサインとさえ見なされることが多い。だが健全なパートナーシップにおいては沈黙はまったく違うものになる。安らぎの空間、つまり何も言う必要がない瞬間となるのだ。これはお互いが安全でつながっているとすでに感じているためだ。

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並んで座って本を読んでいるときや、大変な一日の後にただ一緒に座っているときの静けさを思い浮かべてほしい。このような静かな瞬間にはより深い心地よさがあり、絆を感じるには相手の存在だけで十分だ。

カップルにとって驚くほど有益

これが、一般的に子どもにみられるスキルのパラレルプレイが、カップルにとって驚くほど有益な理由だ。同じ空間を共有しながら異なることに取り組むことで、カップルはプレッシャーを感じることなく互いの存在を楽しめるのだ。愛は常に相互作用を必要とするわけではなく、ただ調和を保ちながら同じ場所に存在できれば十分なのだということを思い出させてくれる。

ただ一緒にいることの心地よさと親密さ

専門誌『Motivation and Emotion(モチベーション・アンド・エモーション)』に2024年に掲載された研究がこれを裏付けている。研究では、内発的な動機による沈黙、つまり自然で心地よく、意味があると感じて選択された沈黙はよりポジティブな感情につながることがわかった。こうした沈黙の結果、カップルはより関係満足度が高まり、深い親密さを感じるようになった。この種の沈黙は安全やつながりを感じるといった基本的な心理的欲求を満たす。

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パートナーと沈黙を共有することを選ぶことは、それ自体が愛情表現となる。それはただ一緒にいることの心地よさと親密さを通じて愛を持続させる。

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翻訳=溝口慈子

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