1. 好奇心の共有
恋愛は通常、好奇心の高まりから始まる。相手の好きなものや夢など、お互いのことを何でも知りたくなる。だがこの自然な好奇心は、さまざまなことが起こり、日々の習慣が生活を支配するようになるにつれて薄れていくことがある。
過小評価されている愛情表現の1つ
好奇心を持ち続けることは最も過小評価されている愛情表現の1つだ。パートナーに、あなたが「すっかり理解した」相手ではなく、まだ一緒に成長し、知りたいと思っている相手であることを思い出させる。
専門誌『Journal of Social and Personal Relationships(ジャーナル・オブ・ソーシャル・アンド・パーソナル・リレーションシップス)』に2019年に掲載された研究では約100組のカップルを調査している。研究参加者は自己を拡大するような活動、つまり目新しさを感じたり刺激的だったり、あるいは一緒に成長するのに役立ったりするようなことに取り組むと関係の満足度が高まり、親密さが深まると報告した。さらに性的欲求や愛情が増し、対立は減ってもいた。
つまり、好奇心や発見の感覚を恋愛関係において維持することは、単に物事を面白く保つだけではない。感情的にも肉体的にも愛が大いに強まる。
長い間一緒にいると、相手のことをよく知っていると思うのは普通のことだ。しかし実際は、何年も知っている人であっても新しい考えや感情、視点など常に発見することがある。
フェイスブックのプロフィールをチェックしている女子大生を対象に行われた研究によると、女性が最も男性にひかれるのは、男性にとても好きだと言われたときより、男性が自分のことをどれくらい好きなのかがわからないときだった。相手の気持ちが把握できていない女性は相手について考える時間も長かった。このことは、ちょっとした謎が注意を引きつけ、相手への思いが強まることを示唆している。
シンプルなことでもお互いを再発見するきっかけになる
重要なのは、駆け引きしたり秘密を持ち続けたりすることではない。好奇心を養い、相手について学び続けるということだ。
このような考え方で恋愛関係に臨むことで、日常のやり取りが共に学び、成長する機会に変わる。それは情熱の維持に貢献し、愛とは固定された達成目標ではなく、探求の旅の共有であることを双方に思い出させる。
好奇心を高める簡単な方法の1つは、パートナーが何を言うかをすでに知っていると思い込むのではなく、お互いをもっとよく知ろうという考えを持って常に質問し合うことだ。
今までしたことのない質問をしてみたり、どんな小さなことでもよいので一緒に新しいことに挑戦してみたりするといい。新しい料理を作る、本を交換する、といったシンプルなことでもお互いを再発見するきっかけになる。


