キャリア

2025.10.03 10:00

同じ条件下での昇進の違いは「性格」にあり! 適正分析で留意したい3つのポイント

MicroStockHub / Getty Images

MicroStockHub / Getty Images

同じような才能を持つプロフェッショナルでも、なぜある人は出世し、別の人は伸び悩むのだろうか。その違いは、必ずしも実際の業績や成果にあるのではない。たいていは定義したり測定したりするのが難しいと感じるもの、つまり性格に起因する。 科学者らは、ある性格特性がキャリアにおいて昇進しやすくすることを突き止めた。あなたは自分の性格が昇進しやすいものと考えているだろうか。新しい研究で得られた知見で判断できる。

昇進しやすい性格特性

3つの性格特性が昇進とキャリアでの成功を保証すると言われたら、おそらくあなたはそうした特性を取り込みたいと思うのではないだろうか。アナリストたちは、あなたの性格タイプを最も高収入の仕事にマッチさせることができる。また、性格を5つの特性で表すビッグファイブモデルは、組織が性格の5つの因子(外向性、協調性、誠実性、開放性、神経症的傾向)を測定し、特定の仕事に最も適した性格の人を採用・維持するのに役立つ。

例えば、あなたが物静かで内向的、1人で仕事をするのが好きなら、プレッシャーが大きい営業職は向いていないかもしれない。専門家たちは今、組織が表面的な自信以外のところで真に成功する社員を見極め、コストのかかる昇進の判断の失敗を避ける方法を示している。

人材特性を評価するツールをグローバル展開するHogan Assessments(ホーガン・アセスメント)は、昇進しやすいかどうかの違いは業績だけではなく、性格にあることを示唆している。同社の洞察は、特定の性格パターンが昇進する可能性の高さと強く関連していることを示している。皮肉なことに、出世に役立つ同じ行動が必ずしも長期的なリーダーシップの成功につながるとは限らない。リーダーシップはまったく別の資質を必要とすることが多い。

あなたは人当たりがよく外向的、そして友好的で、同僚の中でも目立つ存在かもしれない。スポットライトを浴びることで昇進や昇給のチャンスが増す。だが、際立つことと注目を集めようとすることは違う。外向的な行動が一線を越えて目立とうとする行為になったとき、それは流れを一気に変えてしまうものとなり得る。ビジネスリーダーは「社内で目立とうする傾向」を持つ従業員に否定的な反応を示す。

昇進する人によく見られる3つの性格特性

ホーガンの新しい研究では、昇進する人によく見られる3つの性格特性が特定され、昇進しやすい性格の人がどのようにして真の成功を収め、トップに君臨し続けるかが明らかになっている。また、意外な落とし穴や、昇進に伴う代償の大きい失敗も示している。

カリスマの罠:大胆で派手な性格はすぐに出世するが、謙虚さがないとつまずく可能性がある

謙虚さの静かな力:最初は過小評価されるが、謙虚なリーダーは最も強固な回復力のあるチームを形成することが多い

戦略的な自己認識:これは短期的な認知とリーダーシップの長期的な成功を分ける真の差別化要因だ

次ページ > 1. カリスマの罠

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事