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行動経済学研究の第一人者であるダン・アリエリーが、私たちが日々直面する、些細だが重要な悩みに自ら答えた―。

Q.先生は決断力や判断ミスについて研究しているわけですが、それで良い決断を下せるようになりましたか?

A.一般的な意思決定については分かってきたかもしれないけど、それが僕の勘を鋭くしてくれたかどうかは疑わしいね。(ダン・アリエリー/デューク大学教授)

どうだろう? 僕らが決断を下す方法について研究したことで、確かに一般的な意思決定については分かってきたかもしれない。

でも、それが僕の勘を鋭くしてくれたかどうかは疑わしいね。だから、いざ自分の直感で決断を下そうとしたとき、他の人と同じでミスをする可能性がある。

もし僕に少しはマシなところがあるとすれば、それは決断についてより慎重に考えることだと思う。じっくり考えるように意識しているし、ありがちな判断ミスもしていないと思う。少なくともそう思いたいよ。

もうひとつ、判断ミスについて研究してよかった点は、「習慣」の重要さを知ったことかな。習慣は無意識の行動だけど、良い習慣を築けば、より良い行動ができるようになる。

僕の場合は、食べ過ぎやお金の使い過ぎ、運転中のメールみたいな良くない行動を習慣で矯正した。

ちなみに僕の場合、研究テーマは自分の不合理性を考察することから始まるから、ミスをしなくなったら転職するしかなくなるね。

ダン・アリエリー = 文 フォーブス ジャパン編集部 = 翻訳

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