食&酒

2025.10.07 09:15

飲み会の割り勘問題で判明「飲まない人」が本当に望む精算

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食事や飲みに行くグループにお酒を飲まない人がいるとき、飲む人は飲まない人に気を遣い、飲まない人は飲まないことを申し訳なく思う。そうしたモヤモヤは会計にも影響する。リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が20〜60代の男女1035人を対象に意識調査を行ったところ、飲む人と飲まない人との間の気持ちの行き違いが見えてきた。

お酒を飲まない人を含むグループで食事に行くとき、何に気を配るかを尋ねると、もっとも多かったのが「食事メニューが豊富なお店にする」だった。お酒を飲まない人が好きな料理の店にする、ノンアルコールドリンクが充実している店にする、お酒がメインの店は避ける、飲まない人優先でフードメニューを決めてもらうなど、飲む人が飲まない人も楽しめるよう気を配っています。2位に入ったのは「割り勘などの会計で気を遣う」でした。

外食時、あなたは飲む人と飲まない人の間で会計の分け方をどうするのが理想だと思いますか?
外食時、あなたは飲む人と飲まない人の間で会計の分け方をどうするのが理想だと思いますか?

飲む人と飲まない人それぞれに会計に関する質問をした結果、飲む人の約46パーセント(最多の回答)が「飲んだ人が多めに払う」と答えたのに対して、飲まない人の約33パーセント(最多の回答)は「飲む飲まないに関係なく完全に割り勘にする」だった。「飲んだ人が多め」は同率2位。同率2位のもうひとつは「お酒代は飲んだ人が分担する」。「多め」というざっくりした気の遣い方よりも、割り勘か、酒代を別にするか、ハッキリさせてほしいというところだろう。

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文 = 金井哲夫

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