スタイリングによって自信を高めたい女性たちに彼女が送る一番のアドバイスは、次の3つのことだ。
・自分の体を知る:自分の気持ちを高めてくれるシルエット、丈、シェイプを理解すること
・自分のために選ぶ:流行しているからではなく、自分が良い気分になれるものに投資すること
・セルフケアの1つと考える:気持ちを引き上げるものは、美しさと同様に重要
ボディシェイプ別「服の選び方」
最も重要なのは、自分自身について自分が最も気に入っている点を強調するスタイルにカスタマイズすることだというのが、フォーシルの考え方。ただ、それぞれの特徴に合う基本的なスタイルは、次のとおりだという。
・長身:ロング丈のジャケットとパンツがおすすめ。袖やパンツの丈が足りないと、クロップ丈のデザインに見えてしまう。袖の長さが足りない場合は、7~8分丈になるようロールアップして着る。パンツの丈が足りないときは仕立て直し、くるぶし丈にする。
・小柄:オーバーサイズや重みを感じさせるスタイルよりも、フィットする、またはクロップしたシルエットを選ぶと良い。きちんとした感じがあるフレアパンツのトレンドを最も活かせるのは、小柄な人。
・曲線的:メリハリのあるラインが気に入っているなら、それは強調するべき点。ソフトな、またはフィットしたシルエットを選ぶのが効果的。あまりオーバーサイズの服を選ぶと、そのラインを隠してしまうことになるため、選ばないのがおすすめ。
・洋ナシ型:ゆったりしたワンピースやロング丈のジャケットは避け、ウエストと上半身を強調すること。見せたい部分に視線を向けさせることができる。
・リンゴ型(お腹周りに脂肪が集中し、下半身が比較的細い):魅せたいポイントは、脚だろう。トップスには柔らかい印象のものを選び、スカートやワンピース、スリムジーンズで、脚を強調すると良い。
・バナナ(直線)型:直線的な体形の女性には、テーラードジャケットやブレザー、ペプラムトップス、ハイウエストのパンツ、Aラインのスカートがおすすめ。
「服装は、あなたを最高の自分に見せる手段」だと結論づけるフォーシルは、次のように述べている。
「あなた自身、あなたの個性と体形に合った服がわかれば、服を選ぶのは楽しいことになります。ファッションは1つの公式に従うべきものではありません。あなた自身が作るもの、カスタマイズされたものであるべきです。服に着られるのではなく、あなたが服を着るのです」


