働き方

2025.10.02 09:15

「テレワークで増えたもの」ランキング、体重とコーヒー飲み過ぎに要注意

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テレワーク(リモートワーク)は人々の働き方を大きく変えた。新型コロナウイルスの蔓延で否応なくテレワークを強いられた事情もあるが、やってみると結構快適で、もう元に戻れないという人も多いだろう。そのテレワークで働く人たちには、具体的に何が増えたのか。生活の質を向上させるものが多いなか、困ったものも増えてしまったようだ。

LASSIC(ラシック)が運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」(テレリモ総研)は、全国の20〜65歳の男女1005人を対象に、テレワークで増えたものを聞き、そのトップ5を公開した。1位はご想像のとおり「自由時間」だった。2位は自炊、3位は睡眠時間。ここまでは大変に喜ばしい結果だ。しかし、4位にはコーヒー、5位にはなんと体重と、少々問題ありの「増加」がランクインした。

通勤のための時間がなくなれば、それだけ自由時間が増えて自ずと睡眠時間も増える。昼食も、わざわざ外に出なくても自宅で作れば安上がりだ。興味深いのは男女別の違い。自由時間は1位で変わらないが、2位は男性がコーヒー、女性が自炊となった。

コーヒーの量が増えるのは、自宅ではつい気が緩みがちになりコーヒーで目を覚まそうとするためか、またはコーヒーショップで仕事をするためか、そこはハッキリしないが、飲み過ぎは体によくない。健康な成人の1日の適正量は3杯と言われているので注意したい。

だがいちばん困るのは体重だ。テレリモ総研は、在宅勤務では運動不足になりやすく、間食の回数も増える可能性が高いと指摘している。また「体重管理や健康への意識から、出社やハイブリッド勤務を希望する層が一定数いる」ということだ。コーヒーの飲み過ぎと体重の増加に気をつけて、せっかくのテレワークを元気に続けよう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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