Geminiは、画像編集機能「Nano Banana」でもユーザーデータを収集
グーグルは『ChromeのGeminiは、あなたの条件の下で動作します』と述べている。『あなたが求めたときのみ支援し、あなたに主導権を委ねます』とも。しかし、実際に使用すれば、あなたの情報は収集される。
位置情報の追跡を含むこの新たなデータ収集の警告は、今月のグーグルによるもう1つの主要なGeminiアップグレード——Nano Banana(ナノバナナ)——もユーザーデータをむさぼる点で貪欲だとする別の報告と同時期に出ている。
Android Authorityは「グーグルが、Geminiの人気画像編集機能であるNano BananaをGoogle Photos(グーグルフォト)に導入する作業を進めている可能性がある」と報じている。同メディアは、Google Photosアプリの新しい「Create」(クリエイト)機能に関するGIFを発見し、アプリ内でNano Bananaを使うことを示唆するとしている。機能がいつ提供開始されるかは不明だ。
Chromeに統合されたGeminiに、Nano Bananaも追加されるか?
幸いなことに、現時点ではChromeに統合されたGeminiにはNano Bananaは含まれていない。
しかし、Nano Bananaが驚くほど大量のユーザーデータを収集するとの警告や、それが数十億人が使うグーグルの主流プラットフォームに統合される可能性は、ChromeとGeminiやそれに似たデータ収集報告と同様の懸念を引き起こす。
Point Wildは、Nano Bananaについて、「あなたがアップロードするあらゆる写真には、サイバーセキュリティ専門家が『生体認証の指紋』と呼ぶもの——固有の顔の形状、肌の質感、微かな表情、身体のプロポーション、さらにはスマホの持ち方や写真の典型的な角度といった行動パターン——が含まれます」と警告する。このデータには「GPS座標、デバイス・フィンガープリンティング、行動バイオメトリクス、さらにはソーシャルネットワークのつながり情報」まで含まれる。
アップルは、Safariにおいてデータ収集からの保護を強調
その一方で、アップルは現在、iOS 26におけるSafariのすべてのブラウズで、「高度なトラッキングとフィンガープリント保護」機能をデフォルトでオンにしている。ただし、これはSafari独自の機能のため、iPhoneでChromeを使う場合は防御策がない。このため、アップルはiPhoneユーザーに対しChromeの使用をやめてSafariを使うよう注意を促している。
グーグルは「ChromeのGeminiは、あなたが使うと選択したときだけ起動します。Geminiアイコンをクリックするか、あなたが設定したキーボードショートカットで呼び出せます。必要なときだけ支援します」と述べている。今回の新たな報告を踏まえると、心に留めておくべき点である。


