Duolingoは、文部科学省が提供する「小・中・高等学校教員を対象とした英語資格・検定試験の特別受験制度」に参画することを発表した。
これによって英語教員が従来より低費用でDuolingo English Testを受験でき、自身の英語力向上や指導力強化に役立てることが可能になるという。
文部科学省制度との連携の背景
旧来から日本では、文部科学省が設けた英語資格・検定試験の特別受験制度が、教員の英語力と指導力の向上を目的に各団体から提供されてきた。
これを背景に、Duolingoは英語教員の英語力・指導力向上をサポートする取り組みの一環として、本制度への参画を開始したという。
世界大学ランキング上位100校のうち99校が採用
「Duolingo English Test」は、海外大学進学など英語力の証明が求められる場面で利用できる試験として、世界6000以上の大学・教育機関に採用されている。
「世界6000以上の大学・教育機関」には、U.S. News & World Report による世界大学ランキング上位100校のうち99校、カナダの研究大学グループ「U15」、イギリスの「ラッセル・グループ」、オーストラリアの「Group of Eight(Go8)」など、各国を代表する一流大学が含まれる。
制度連携による支援内容は以下である。
対象:小・中・高等学校の英語教員
割引率:通常受験料の75%OFF(17米ドル)
目的:教員自身の英語力向上および指導力強化
参加上限:なし
「有名」諸大学、入学時の学力審査などで採用
今回の発表は「小・中・高等学校教員」を対象したものだが、Duolingo English Testを入学時の学力審査、ほかで採用している有名大学は多い。



