「多様な糸が調和する世界」を目指す 細尾真孝の功績
伝統をアップグレードしながら新しいビジネスを展開する経営者をカルチャープレナーと呼ぶならば、細尾真孝はまさにそれを体現している人物だ。西陣織の技法や美を追求する姿勢はそのままに、2010年、伝統的な32cmという反物の幅をテキスタイルに用いやすい150cm幅にできる織機を世界で初めて開発。以来海外展開を加速させ、ディオールの世界100都市100店舗の内装資材への採用を皮切りに、シャネル、エルメスなど多くのラグジュアリーブランドとの協業を続けている。
「アニメやマンガなどのカルチャーは経済と接続できているが、工芸や伝統芸能などはうまくできないまま、国内では斜陽産業だと思われている。しかし、グローバルに見ればまたとないチャンス。工業化や効率化が行き詰まった今だからこそ、工芸は次の時代をリードする光が当たる場所になる」。
“パンク魂”で伝統を革新し続ける彼が目指すのは、西陣織のように「多様な糸を複雑な構造のなかで織り込んで調和させる」世界だ。

本日発売のForbes JAPAN最新号では、この二人の対談が実現。文化における「真の革新」について語り合った。続きは9月25日発売「Forbes JAPAN 2025年11月号」でぜひご覧ください。
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