2. 自分の感情に責任を持つ
どんなに親しい関係でも時折感情が激しくなることがあり、それは普通のことだ。違いを生むのは、双方がその感情をどう扱うかだ。動揺したりストレスが溜まったりすると、相手を責めたり不満を吐き出したり、相手が自分の感情を「直す」ことを期待したりして、知らず知らずのうちに相手に負担を転嫁してしまう人もいる。
専門誌『Journal of Social and Personal Relationships(ジャーナル・オブ・ソーシャル・アンド・パーソナル・リレーションシップス)』に掲載された交際中のカップルを対象とした研究では、対立をポジティブにとらえ直すと、つまり認知的再評価を用いると実際に言われたことをよく覚えていることが分かった。
これにより、会話が明瞭で建設的なものになる。
一方、感情を抑圧すると、自分の感情に集中し、話し合いの内容をあまり覚えていなかった。
このことは、自分の感情を効果的に処理しない場合、意図せずコミュニケーションが正確さを欠くものになってしまい、対立をよりストレスの多いものにしてしまう可能性があることを示している。自分の感情を認め、それをうまく処理できるような戦略を選べば、不必要な緊張から関係を守ることができる。
支援を求めるのは自然なことだが、感情的な葛藤を抱え込んだり解決したりすることをパートナーに頼ることは緊張を生み、対立を繰り返すことになりかねない。
パートナーが自分の感情を処理しているなら、あなたを尊重している
パートナーがあなたに感情をぶつけるのではなく、自分の感情を処理しているのであれば、それはあなたを尊重していることを示している。その場合、相手の機嫌を常に「直さなければ」とあなたは感じることはない。これはささやかだが強力な気遣いの方法であり、相手が自分の感情だけでなくあなたの感情も大切にしている証拠でもある。


