アップルの最新OSであるiOS 26が登場した。今すぐダウンロードする価値があるのか、それとも当面は見送るべきなのか。iOS 26を当面見送りたい人向けには、別のバージョンであるiOS 18.7も利用可能だ。
本稿では新リリースに関する初期所見を述べる。
対象機種と入手方法 iOS 26は2019年以降のすべてのiPhoneに対応している。つまり、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxの各モデルと、それ以降のすべての機種だ。すなわち、iPhone 12シリーズ、iPhone 13そしてiPhone 16シリーズに至るまで、さらに第2世代および第3世代のiPhone SE、iPhone 16eも含まれる。もちろん、9月19日発売のiPhone 17シリーズも対象だ。
アップデートするには、iPhoneの「設定」アプリで「一般」>「ソフトウェア・アップデート」を選ぶ。その後「ダウンロードしてインストール」を選択すれば、ソフトウェアのダウンロードが始まる。これは14GB超の大容量ダウンロードであるため、完了までに時間がかかる。
概要
アップルは次のOSへとページをめくり、Liquid Glassと呼ばれるまったく新しいデザイン、新しいApple Intelligence機能などを導入した。
iOS 26のセキュリティ
アップルの注記にあるとおり「重要なセキュリティ修正」が含まれており、セキュリティコンテンツのノートには26件の問題が列挙されている。対象はApple Neural Engine(アップル・ニューラル・エンジン)、Kernel(カーネル)、Notes(メモ)、Safari、Siri(シリ)、Spell Check(スペルチェック)からWebKit(ウェブキット)に至るまで多岐にわたる。WebKitに関する問題は4件ある。
ユーザーの反応
新しいソフトウェアは確かに物議を醸しているが、現時点ではそれは美観に関するものであり、iPhoneを損なうような致命的な不具合ではないようだ。看板となるデザイン更新であるLiquid Glassをめぐっては、賛否両論の議論がネット上に渦巻いている。ダウンロードが遅いことに不満を述べるRedditユーザーも複数おり、待てば待つほど速くなるどころか遅くなったと訴える声もあった。初回リリース以降、こうした状況は落ち着いてきているようだ。
iOS 26の暫定評価
アップデートを推奨する。苦情の大半はデザインやダウンロードに関するものであり、インストール自体の不具合は少ない。そのため、第一印象としては、安全にインストールできるアップデートだ。



