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2025.09.23 10:00

あなたの挑戦を支えるのは「友人よりも見知らぬ人」かもしれない3つの理由

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3. あなたは仲間内で「最も目立っている」かも

出世すればするほど、「トールポピー症候群」の犠牲者になる可能性が高くなる。これは自分のビジョンを実現するために目立ちすぎで、「がんばりすぎ」ているために、親しい人たちから(さりげなく、あるいは声高に)批判されてしまうというものだ。この言葉はオーストラリアやニュージーランドでよく使われるが、どこでも直面する可能性がある。

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あなたの成功は現状を破壊し、野心や達成感の違いを浮き彫りにするため、脅威に感じる。裏を返せば、見知らぬ人はそのような緊張感を味わうことはない。あなたの成長に対して自分を「再定義」する必要がないため、何の束縛も受けずにあなたを祝福しやすい。

もちろん、すべての友人がこのような反応を示すわけではない。何があっても一貫してあなたを応援し、あなたの成長を祝福する人もいる。なかなか応援してくれない友人たちは必ずしも関心がないわけではなく、あなたの成功に対する期待を無意識のうちに投影していたり、既存の社会的力学をあなたに反映していたりする可能性がある。

さらに、あなたの友人たちはあなたの進歩を気にかけてはいるが、あなたにとって「ぴったりくる人」やターゲット層ではない可能性もある。そのため、最初は応援してくれていても、あなたのコンテンツや提供する価値に十分に共感しなければ応援が下火になるかもしれない。

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加えて、すべての人があなたの成功を祈ってくれるとは限らない。これは再認識しなければならないことだ。時には、思いがけないところから最強のサポートが得られることもある。会社の親しい友人よりも、別の経営者の方があなたのベンチャーを支持してくれるかもしれない。あるいは、あなたがインスタグラムやTikTokを立ち上げたときに、コンテンツクリエイター仲間があなたを応援しアドバイスしてくれるかもしれない。

いずれにせよ、自分が進む道を完全に理解していなくても自分を元気づけてくれる人たちに囲まれることが大切だ。真の友人なら、自分に疑いを抱かせたりはせず、あなたの成長を励ましてくれるだろう。人生の変化に挑むあなたのウェルビーイングを気遣ってくれたとしても、その過程であなたを追い詰めるようなことはしない。

要するに、支える気持ちがある人は、求めなくてもそばにいてくれる。そして、すべての人が他人の幸運を祈る人ではないことを理解するのは難しいかもしれないが、それは深い啓発にもなり、思いがけない場所でもサポートを見つけることができるということでもある。

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forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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