部下の育成やケアは、将来的にAIに任せることになるかもしれない。mentoが100人以上の企業に勤める会社員を対象に実施した「AI時代の上司と部下の本音調査」で、上司よりもAIの方が本音で話せると感じる人が多いという結果が出た。
まず、上司に対して部下との1on1や面談に心理的負担を感じることがあるかの問いに、「負担を感じることがある」「負担を少し感じることがある」を合わせると、65.4%の上司が負担を感じていると回答している。その理由としては、「部下に気を遣っているから」が63.5%、「本音を引き出すことが難しいから」が44.1%、「フィードバックが難しいから」が43.0%と続いている。

また、1on1や面談で部下の本音を引き出すことに難しさを感じるかの問いに、「とても感じる」「少し感じる」を合わせると72.3%の上司が難しいと回答。その要因としては、「1on1で話せる時間が短い」が48.5%、「声をかける適切なタイミングを見極めづらい」が45.2%、「多拠点や直行直帰など物理的に会う頻度が少ない」が38.2%といった点が挙げられる。




