近年のDX推進によりIT投資は企業の重要課題となっている。Windows 10のサポート終了が迫る中、PCの刷新を進める企業も多いだろう。では、2025年から2026年にかけて、企業はどのようなIT投資を計画しているのだろうか。帝国データバンクが実施した「IT投資に関する企業アンケート」の結果が公開された。
それによると、2025年から2026年にIT投資を行うか聞いたところ、88.8%の企業が「行う」と回答。特に大企業は98.5%と突出しており、小規模企業の83.0%と比べると15ポイント以上の開きがある。

IT投資を行う企業に具体的な投資目的について尋ねたところ、「ハードウェアの更新」が69.3%でトップ。「ソフトウェアの更新」が52.6%、「業務効率化・省人化」が29.5%と続いている。業務効率化よりもまず既存システムの更新に費用が割かれているが、更新によって業務効率化も期待できるはずだ。




