多くの人は、経済的に成功するためには「流行の派手なスキル」が必要だと感じている。
今まさに注目を浴びているものといえば、AI、データ分析、サイバーセキュリティ、デジタルマーケティング、ソーシャルメディア、コンテンツ制作、動画制作のスキルなどだ。
これらが高収入につながる価値あるスキルであることは間違いない。しかし、もし本稿で紹介する「1つの過小評価されているスキル」を持っていなければ、キャリアやビジネスで成功できないだろう。どれだけ努力し、資格やツールを積み重ね、履歴書を磨き、ポートフォリオが優れていたとしても、このスキルが欠けていると、雇用市場で大きく後れを取り、業界で競合に負けてしまう可能性がある。
高収入のテクノロジースキルは確かに需要が高い。しかし、それらを活かすためには、ある重要な要素が必要である。そしてその要素こそ、多くのフリーランサー、スタートアップ創業者、起業家、リーダーを成功に導いてきたのだ。彼らは挫折、周囲からの拒絶、自己不信に直面しながらも、前進を続けてきた。
そのスキルとは、継続すること、つまり継続力である。
派手に聞こえないかもしれない。泥臭さを感じる人もいるだろう。しかし、継続力があれば、業界の98%の人よりも成功できる。
これは私自身の経験からも確信していることであり、また他の成功したフリーランサーや創業者、起業家たちとの会話からも実感している。実際、起業家であり投資家、作家でもあるサヒル・ブルームは最近LinkedInに投稿し、「継続力こそが、上位1%のプロフェッショナルをその他すべてから分ける要因だ」と述べている。
継続力があれば、他の人よりも際立つことができる。
継続力は高収入をもたらす
例えば、Courseraでコースを受講したのに修了できなかった経験はないだろうか。あるフリーライターは、Googleが提供するあるコースに数千人もの受講者が登録していたものの、コースが進むにつれ次の段階に進むのはごくわずかな割合にすぎないことに気づいたという。
つまり、無料・有料を問わず10万人がコースに登録しても、その全体のうち一定の割合しか最後まで修了しないということだ。
多くの場合、それを妨げる物理的な要因があるわけではない。大抵は言い訳である。「時間がない」「自分には向いていないかもしれない」「スケジュールが忙しすぎる」などだ。
その結果、収入を増やすチャンスや雇用市場での価値を高める機会を逃してしまう。あなたも同じ道を辿るだろうか。
継続力は、副業を始めたりフリーランスとして働き始めたりする場面でも発揮される。
InstagramやTikTokのインフルエンサーが描くような、「ノマドワーカーとしてビーチでノンアルコールカクテルを飲みながら、ノートPCで仕事」という生活は、一夜にして実現するものではない。
そのレベルに到達するには献身と継続力が必要だ。
障害や敗北感、反応がまったくないこと、共感されないこを乗り越える
継続力とは、障害や敗北感、反応がまったく得られず誰も自分のサービスや商品に共感してくれない時期を乗り越えることである。
それはまるでフルタイムの仕事のように、毎回必ず「起きて取り組む」ことを意味する。やがて、それが本当の仕事になるからだ。



