五十嵐和人|鎌倉投信 資産運用部長

いからし・かずひと◎国内銀行・外資系保険・日系運用会社で約20年の日本株運用を経て、2020年より「結い2101」の運用責任者。企業の本質的価値と持続的成長に着目し、対話を重視した運用を実践。100年先を見据えた超長期投資を信条とする。
担当ファンド|結い 2101
基準価額|21,432円
純資産総額|461.2億円
組入上位銘柄|サイボウズ(1.7%)ナガイレーベン(1.6%)ホトニクス(1.6%)堀場製(1.5%)東応化(1.5%)など
運用方針|社会との調和のもと発展する、日本にこれから本当に必要とされるいい会社への投資。持続可能な社会の実現に本業を通じて取り組み、たゆまぬ経営努力を続けるいい会社が将来にわたり企業価値を高め、受益者の長期的な資産形成に寄与するとの信念。結い2101は、地道な調査と独自の視点で選び抜いたいい会社への長期投資を実践。成長に見合うリターンの安定獲得を目指し、分散投資とリスク管理を徹底。相場下落時の不安軽減を図る運用。
マーケット展望|結い2101では、市場予測に基づく運用を行わず、本業を通じて社会課題解決に取り組む「いい会社」への投資で長期的かつ安定したリターンを目指す。この1年の日本株式市場は外部環境の変化で構成比率の高い中小型株への関心が薄れ、株価指標の低下や伸び悩みを経験。しかし投資先企業の業績は着実に成長し、割安感が高まる魅力的な水準で放置されている。株価は長期的に業績成長に収れんし、適正水準への修正が期待される。
SUNG CHO|ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント マネージング・ディレクター

サン・チョ◎ファンダメンタル株式運用グループ 米国株式大型・中型戦略共同責任者。テクノロジー株式戦略 リード・ポートフォリオ・マネジャー。2004年ゴールドマン・サックス入社。01年ダートマス大卒。CFA協会認定証券アナリスト。
担当ファンド|netWIN GSテクノロジー
株式ファンド|Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額|38,192円
純資産総額|1兆2,854億円
組入上位銘柄|NVIDIA(9.7%)Microsoft(9.5%)Apple(7.5%)Meta(7.3%)など
運用方針|主にテクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式に投資するアクティブファンド。2025年6月末時点で、テクノロジー株式ファンドとして日本で純資産総額最大。1999年の設定以来25年超にわたり、ITバブル、リーマン・ショック等を乗り越えながら、常に一歩先の投資テーマを追求し運用。事業分野にとらわれることなく、テクノロジーの発展の恩恵により、継続的な収益拡大が期待できる企業を選好する。NISA成長投資枠の対象商品。
マーケット展望|特定分野に絞らず、その時々に最も成長が期待できるテクノロジー分野に投資。現在、生成AIを主要テーマとし、AIモデルの開発に使われる半導体、クラウド関連銘柄、半導体製造装置、データ保護と管理がより重要になる状況下、データ管理やサイバーセキュリティー銘柄、生成AI活用サービスを展開するアプリケーション企業に注目。特に複雑な業務を自動化するAIエージェントを提供する企業の成長に期待。


