北米

2025.09.16 09:00

開催間近、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で注目すべき点まとめ

Chip Somodevilla/Getty Images

FRBの独立性

もうひとつの大きな論点は、ジェローム・パウエルFRB議長への継続的な批判や、トランプ政権によるFRB理事リサ・クック解任の試みなど、FRBの独立性に対する懸念だ。現時点では、これらが金融政策の意思決定に影響を及ぼしている様子はないが、ドナルド・トランプ大統領は利下げを強く望む姿勢を明確にしている。

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パウエル議長はこれまで、金融政策決定後の記者会見でこの問題について多くを語ることを避けてきた。しかし政権からの利下げ圧力が高まっていることから、パウエルが今回この件について詳細に言及するかどうかが注目される。

反対票の可能性

前回のFOMC会合では、2人の理事が利下げを主張したが、多数決により金利は据え置かれた。スティーブン・ミランは9月の会合前に上院でFRB理事の職に承認される可能性があるが、日程的にはぎりぎりである。もし承認されれば、ミランが25ベーシスポイントの利下げよりも大きな利下げを主張するかどうかに注目が集まるだろう。

さらに、前回会合で反対票を投じたクリストファー・ウォラー理事とミシェル・ボウマン理事も、労働市場データの弱さを理由に、今回より大幅な利下げを求める可能性がある。決定は多数決で行われるため、9月の結論に影響を与える可能性は低いが、1回の会合で3人が反対票を投じることになれば異例の事態である。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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