UNDER 30

2025.09.14 17:15

「30までに日本一になる」D.LEAGUE創設者カリスマカンタローの若手時代

カリスマカンタロー

2021年には世界初のダンスリーグ「D.LEAGUE」を創設。そして2022年にはダンスの振り付けの知財化を目的とする事業「MOTIONBANK」を立ち上げました。45万件のダンスモーションデータを蓄積した次世代のモーションプラットフォームで、まずはゲーミング領域の開発者を対象に展開。今年度末ごろには独自のブロックチェーンによって知財を管理できるようになる予定です。さらに2025年中にはアノマリーの拠点をセネガル、メキシコ、中国、アメリカに増やし、海外でのDANCEALIVEの大会の開催も目指しています。

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僕は2045年までに「神田財閥」のようなまったく新しいカルチャー商社をつくりたいんです。AIやWeb3といった新時代の黒船に対して、カルチャーと場づくりでさまざまなスタートアップと一緒に横断的に挑みたい。今の日本にはそのような大きな動きが必要です。

最終的には約50カ国に拠点をつくり、若者がダンスを通じて国境を越えてつながる世界を実現したい。そして2065年には次の世代にバトンを渡し、僕自身は「遊び」に全力を注ぎたいんです。火星でダンスイベントをやるのもいいですよね。

UNDER30世代に伝えたいこと

若い世代に伝えたいのは、自分の内側を徹底的に掘ってほしいということです。自己分析ができていないと「こんな世界をつくっていきたい」と考えることもできないと思います。よく偏差値の高い大学や年収の高い会社に入りたいというけれど、「そこで何を学んで、どんな事業をして、どんな社会を実現したいのか」を考えて選択すべきです。

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僕が若い頃によくやったのは、真っ白のノートに3分間「やりたいこと」を書いていく作業。それを毎日繰り返すと、最初は曖昧だったのが、自然と同じ言葉やテーマが重なってくるようになるんです。そこから時間を短くして削ぎ落としていきます。3分が2分になり、30秒になり、最後は10秒。「これだ」と言えるものだけが残るはず。

夢や目標は途中で変わってもいい。でも「自分は何者で、どんな世界をつくりたいのか」だけ早く確定させれば、それが最大のアドバンテージになると思います。

その自己分析のプロセスで浮かび上がったのが、僕にとってはダンスでした。「これで世界を変える」と確信したんです。外的要因ではなく、内的要因から導き出したからこそ、今でも揺るがないのだと思っています。

文=Forbes JAPAN編集部 写真=小田光一

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