デフトーンズの新アルバム『Private Music』がビルボード・チャートで大きな成功を収めた。同アルバムは複数のランキングを制し、登場したほぼすべてのチャートでトップ10入りを果たした。
ファンの新たなお気に入りは、同アルバムに収録された『Infinite Source』だ。同曲は正式にシングルとして売り出されてはいないが、いくつかのランキングで目覚ましいスタートを切り、ビルボード・チャートにおける同バンドの首位獲得数をほぼ倍増させる結果となった。しかし、それでも『Infinite Source』は、ハードロック史上最も成功したバンドのひとつから首位を奪還することはできなかった。
『Infinite Source』、首位を逃す
『Infinite Source』はHard Rock Streaming Songsチャートで2位に初登場した。このチャートは、Spotify、Apple Music、iHeartRadioなどのプラットフォーム上で「ハードロック」と分類された楽曲の成功度を示すランキングである。
デフトーンズを退けたのは、新作ではなく、ハードロックの代表的な楽曲だった。リンキン・パークの『In the End』がHard Rock Streaming Songsチャートで1位を維持しているのだ。この大ヒット曲は2020年6月に同チャートへ登場し、2024年10月にようやく1位を獲得。そして今週までに合計で16回首位を獲得した。
デフトーンズが初めてHard Rock Streaming Songsチャートを制したのは先月のことだった。『Private Music』からのシングル『My Mind Is a Mountain』が1位でデビューし、1週のみ首位を維持した。バンドにとって初めての首位獲得曲となった。
デフトーンズは今週のHard Rock Streaming Songsチャートに3曲を送り込んでいる。『Infinite Source』が2位に初登場、『My Mind Is a Mountain』が18位に再登場し、さらに過去の楽曲『Change (In the House of Flies)』が25位を獲得している。
ストリーミングチャートで再び1位を逃した一方で、『Infinite Source』はHot Hard Rock Songsチャートでは首位を獲得した。これは同バンドにとって2度目の首位獲得であり、トップ10入りするのはこれで12曲目だ。
同曲はBubbling Under Hot 100で3位に初登場し、Hot 100入りまであと数歩のところまで迫った。また、Hot Rock & Alternative Songs、Hot Rock Songs、Hot Alternative Songsの各チャートでトップ20入りを果たしたが、いずれもトップ10にはわずかに届かなかった。



