3. ストレスの多い出来事
寝室での問題以外にもさまざまな種類の困難がほとんど何の前触れもなく、あなたの確立された日課や習慣に入り込んでくる可能性がある。一歩間違えれば、今までの生活が一変してしまうこともある。職を失ったり、愛する人が他界したり、あるいは災害に見舞われたり、大怪我や病気に直面したりするときを予測することはできない。
このような人生の一大事に直面すると、プレッシャーの中でカップルがどのように行動するのかがよくわかる。問題そのものを解決したり逃げ出したりする方法がないときに、カップルがいかにうまく感情を調整し、互いにコミュニケーションを取れるかがはっきりする。
専門誌『Journal of Family Psychology(ジャーナル・オブ・ファミリー・サイコロジー)』に2018年に掲載された研究が示すように、非常にストレスのかかる状況下でカップルがどのように行動するかは、その後のウェルビーイングや関係の満足度に大きな影響を与える可能性がある。だが、この研究の著者たちは、否定的な行動が肯定的なジェスチャーよりも状況を左右する傾向があると指摘している。
研究が示すように、カップルが大きな変化や悲劇的な変化に効果的に対処できるかどうかは、必ずしもお互いがどれだけ優しいか、支え合っているかにかかっているわけではない。むしろ、すでにすべてが崩壊しているように見えるときに、どれだけ事態を悪化させないようにできるかにかかっている。まずい対応(例えば批判的になったり、関わることを避けたり、過度に現実的になったり、見下したりすること)はすでに激しく燃えている火に油を注ぐだけだ。
こうした意味で、「解決」しようと必死になったり、感情面で寄り添わなくなったりすることなく、恐ろしくストレスのかかることにすでに一緒に直面しているカップルは明らかに結婚生活で一緒に嵐を乗り切る準備ができている。これは、あなたがヒーローとして困難な状況を乗り越える必要なく、曖昧さを許容できるという素晴らしいサインだ。
パートナーと共に耐えられるかどうかが試される
結婚生活における回復力とは必ずしも物事を修復することではない。たいていの場合、パートナーと共に耐えられるかどうかが試される。
一度耐えたカップルなら、再び耐えられる可能性は高い。結婚したからといって、魔法のようにストレスにうまく対処できるようになるわけではないが、大きな試練に直面したときにパートナーを信頼できると知っていることは必ず助けになる。対立や葛藤が皆無の結婚なんてないが、それでもかき集められる限りの忍耐力と回復力をもってあらゆることに、一緒に立ち向かうことはできる。


