2. セックスレス
性に関する問題はどのような関係においてもさまざまな理由で起こりうる。そして多くの場合、これらの理由はあなたがコントロールできるものではない。医学的または心理学的な要因が性生活の維持を妨げている場合、まず根本的な原因に対処しない限り、どうすることもできないかもしれない。根本的な原因に対処するには時間がかかり、状況によって対処法は異なる。
また、セックスレスは決して珍しくはないことも指摘するに値する。大多数のカップルは交際中、どこかの時点で一度や二度は経験している。とはいえ、それでも多くのカップルにとってセックスは肉体・精神的な親密さという点で愛のある関係の非常に重要な側面だ。セックスをこのような関係において価値あるものと考えているカップルにとって、セックスレスは問題に対処する上で決定的に辛いものとなる。
専門誌『The Journal of Sex Research(ザ・ジャーナル・オブ・セックス・リサーチ)』に2011年に掲載された研究によると、性的な問題に対処する際に最も重要なのは、カップルがその問題にどう対処するかだ。この研究では、治療がうまくいかない場合、カップルは自分たちの対処戦略に頼らざるを得ないと指摘している。
この研究の参加者にとっての対処法は、寝室での期待を再定義することから、不快感を正常化することまでさまざまだった。だが、このような難しい状況にうまく適応できたカップルはたいてい、問題に対して柔軟で受容的なアプローチを採用したカップルだった。
具体的には、「十分な」セックスの定義を見直すことと、性行為を重視する度合いを減らすことが、このようなセックスレスの時期を乗り切るための良い方法だったと研究の著者らは指摘している。
だからこそ、結婚に踏み切る前にカップルは理想ばかりを期待するのではなく、不完全であることを覚悟しておくことが非常に重要だ。もしあなたが性生活で難しい時期を経験したことがあっても、お互い責めたり自分の殻に閉じこもったりする必要を感じることなくその挫折を乗り越えたのなら、あなたはすでに結婚の準備が十分できていることになる。
場合によっては、「結婚生活の荒波に備える」ために準備できることはほとんどないという点を認識する必要がある。できることといえば、お互いに相手に対して親切であり続けること、そして2人にふさわしい幸せと満足を見つけるのを助け合うために、柔軟であり続けるよう約束することだ。


