忙しい朝、つい朝食を抜いてしまう人も少なくないだろう。その一方で、毎日の習慣として欠かさず朝食をとっている人も多い。料理メディア「Nadia(ナディア)」を運営するNadia株式会社は、ユーザーを対象に朝食に関するアンケートを実施。その結果、多くの人が「手軽さ」を重視しながらも、栄養を意識した朝食をとっている実態が浮かび上がった。
【調査概要】
調査期間:2025年8月4日~8月12日
調査機関:自社調査
調査対象:Nadia登録ユーザー
調査方法:メールマガジンにて回答募集
回答者数:1105人
朝食は「ほぼ毎日」が多数派

「普段朝食を食べていますか?」という質問に対し、「毎日欠かさず食べる」「ほぼ毎日食べる」と答えた人は80.4%に達した。朝食を日常的にとっている人が大多数であることがわかる。
朝食スタイルは三分化
食べ方のスタイルは三分化していた。定食スタイル(主食+おかず+汁物)が25.5%、ちょい足しスタイル(主食+おかずやフルーツなど)が42.9%、一品完結(パンやおにぎりのみ)が31.6%という結果となった。

重視されるのは「手軽さ」
朝食メニューを決める際にもっとも重視されるのは「手軽さ」。75.5%が「準備に時間がかからないこと」を優先すると回答し、実際に「10分以下で準備する」と答えた人は全体の6割を超えた。


朝食として食べられている主なものは「パン」「ご飯」に加え、「ヨーグルト」「卵料理」「フルーツ」など。短時間で済ませつつも、栄養を意識する姿勢がうかがえる。
農水省データでも同様の傾向
農林水産省が2023年に実施した「食育に関する意識調査」でも、全国で朝食を「ほとんど毎日食べる」と回答した人は79.0%にのぼり、Nadia調査と同様に約8割が朝食を日常的にとっていることが示された。一方で、20~39歳の若年層に限るとこの割合は59.3%にとどまっている。
1日のパフォーマンスを決める朝食
今回の調査では、全体としては朝食を「ほぼ毎日」食べる人が8割前後を占めることを示した。しかし、農林省の調査では20~39歳の若年層では6割にとどまり、生活リズムやライフスタイルの違いによるギャップが際立つ。今回の調査から浮かんだ「準備10分以下」「手軽さ重視」という行動特性は、そのギャップを埋めるヒントになるだろう。
朝食を抜くことは、その日の集中力や作業効率に直結する。若い世代ほど「時間がないから食べない」となりがちだが、むしろ短時間でも栄養を工夫して取り入れることが、自分の1日のパフォーマンスを高める近道であることをもっと周知したい。



