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2025.08.28 18:00

分かっているはず、では伝わらない パートナーに「本当に愛されてる」と感じてもらう3つの方法

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2. 意味のある行為は大いに役立つ

意味のある行為とは、お金のかかるデートを計画したり、パートナーが目をつけていたけれど口にしなかった高価なバッグやレゴセットをこっそり買ったりすることだと思うかもしれない。だが、意味のある行為はもっとシンプルで平凡な日々の行動の中にもある。

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それは、パートナーに気の利いた質問をしたり、重要な細かいことを覚えていたり、あるいは大切な些細なことに注意を払うことだったりする。

例えば、相手が話のついでにプレゼント用の編み物をしていると言ったなら、「可愛らしい靴下を作っていると言ってたね。どんな調子?」と尋ねることができる。あるいは、「先週、新しい本を読み始めたと言っていたね。気に入ってる?」と尋ねるのもありだろう。

重要な小さなことに気づき、それを気にかけておくだけで、パートナーにとって大きな違いが生まれる。時には、小さな意味のある行為は、安心させるような触れ合いや、あなたのためにここにいる、あなたの存在が自分にとって大事だと感じてもらうための長い1日の後に、切実に必要とされているハグのような単純なものだ。

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専門誌『Scientific Reports(サイエンティフィック・レポーツ)』に2023年に掲載された研究では、37カ国の7800人以上を対象に愛情のこもった触れ合いについて調べている。調査の結果、ハグ、手をつなぐ、キスなど定期的に触れ合っているカップルは文化圏を問わずより強い愛情を抱いていることが示された。触れ合いの頻度が高ければ高いほど、愛情は強かった。

パートナーに気の利いたことを毎日1つ、30日間行い続けることに挑戦し、パートナーとの関係の質に違いが出るかどうかみてみるといい。十分に練られたもの、あるいは高価なものである必要はない。コーヒーを淹れる、家事を手伝う、思いやりのあるテキストを送るなど、小さな行動で構わない。最も重要なのは、それが相手に向けられたもので、気配りが行き届いたものだと感じられることだ。

3. 真にそばにいる

単純に聞こえるかもしれないが、あなたがパートナーに提供できる最大のプレゼントは、注意を100%相手に向けることだ。それは単にベッドを共にしたり、一緒に食事をしたりすることではなく、純粋に相手の目を見つめ、その瞬間を共にし、相手の考えや感情を受け入れるスペースを作ることだ。

パートナーがその日の出来事を話しているときには、相手の話に全神経を集中させる。パートナーが何かを心配しているときには、相手を安心させる。パートナーが何か興味のあることを話しているときには、同じくらい興味を持っていなくても、あなたが気にかけていることを示すために質問する。

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翻訳=溝口慈子

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