スウィフトとケルシーの婚約までの歩み
スウィフトとケルシーの交際が最初に報じられたのは、2023年の夏のことだった。ケルシーは当時、スウィフトが記録的興行収入をあげた「エラス・ツアー」に足を運び、彼女に自分の電話番号を書いた友情ブレスレットを渡そうとして失敗したという話を、自身のポッドキャストNew Heightsで披露していた。
「彼女はコンサートで44曲を歌うために声を温存しなければならないから、公演の前後には人と話をしないんだと聞いてがっかりした」と、トラヴィスは2023年7月26日のエピソードで語っていた。「だから、彼女のために作ったブレスレットを渡せなかったのはちょっとショックだった」
2人が公に交際を認めたのはその年の秋のことで、スウィフトは2023年9月24日に、ケルシーの母ドナ・ケルシーと一緒にカンザスシティ・チーフスの試合を観戦していた。「試合を観に行った時にはもう、私たちはカップルだった」と、彼女はTIME誌の2023年「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の特集で明かしていた。「でも、あの試合が初デートだったと考えている人もいるみたいだけど、初デートをあんな形で世間に大々的に見せるなんて、そんな無茶なことは絶対にしない」とスウィフトは語っていた。
彼女はその後もチーフスの試合に通い続け、2024年2月には同チームがサンフランシスコ・フォーティナイナーズを破ってスーパーボウルを制した歴史的勝利の瞬間も見届けた。一方、トラヴィスはスウィフトのエラス・ツアーの世界各地の公演に同行した。さらに、スウィフトはアルバム『The Tortured Poets Department』の収録曲『So High School』と『The Alchemy』に、彼に向けたメッセージを込めていた。
今月初めには、スウィフトがトラビスと兄のジェイソン・ケルシーのポッドキャストに特別ゲストとして登場し、自身の12作目のスタジオアルバム『The Life of a Showgirl』を発表した。「2年前に彼がこの番組を、自分だけのマッチングアプリとして使ったことで、私は彼とつきあうことになった」と彼女はジョークを飛ばし、「『君と付き合いたい』って公の場で言うなんて、とんでもなく大胆でロマンチックな行動だと思う」と付け加えた。
「私はネットが苦手で、SNSもあまりやらない。DMを開くのも本当に怖い」とスウィフトは続けた。彼女はまた、「でもこれは、10代の頃から歌にしてきた“こんなことが起きてほしい”という願いそのものだった」と語った。
そして「クレイジーなやり方だったけど、うまく行ってよかった。本当にうまく行ってよかった。この番組に戻ってきて『ありがとう』と伝えたかった」と彼女は述べていた。
スウィフトは、ケルシーのお気に入りの点について、「すぐに私を笑わせてくれること……トラヴィスは、関わるすべての人に活気を与えてくれる存在で、ビックリマークみたいな人」と語った。また彼に向けて「あなたは人を決してジャッジしない。そして、私がフットボールのことを何も知らなかったことも責めなかった。あなたはとても優しかった」と伝えた。
一方でケルシーは、スウィフトと付き合うことになったのが、「エラス・ツアー」のおかげだと語った。「君がどんな人なのか、これほど強く知りたいと思ったことはなかった」と彼はコンサートについて振り返った。また、初めて彼女と会ったときのことを、「今までで一番自然に会話ができた。本当に驚かされた。彼女はステージ上ではあんなに圧倒的な存在なのに、実際に会うとこんなにリアルで美しい人なんだと思った。経験したことのない衝撃だった」と語った。


