Pixel 10シリーズが搭載するカメラは、C2PAコンテンツクレデンシャルを内蔵する初のスマートフォンカメラだ。C2PAとはデジタルコンテンツに来歴と真正性に関する情報を付与し、「誰が・どのように作ったか」を可視化するための国際標準規格だ。アドビの写真・動画編集アプリケーション、ソニーにニコン、キヤノンのデジタルカメラなどにC2PAに基づくコンテンツ認証が広がっている。
Pixel 10シリーズの場合、純正のフォトアプリで選んだ写真の画面を上にスワイプして、表示されるファイル情報を「作成方法」までスクロールするとコンテンツ認証情報として、Pixel 10シリーズで撮影したことやAIツールによる編集履歴を確認できる。
Pixelが端末内のデータを分析、ユーザーの行動を先読みしてサポートする「マジックサジェスト」
残念ながらまだ十分に試し切れていないPixel 10シリーズの新しいAI機能もある。そのひとつである「マジックサジェスト」は、ユーザーのPixelスマートフォン上の情報をAIで分析して、必要な時に適切な情報とアクションを提案するAIエージェント的に使える。
例えばPixel標準のメッセージアプリで、友人から「(連絡帳にある共通の)友だちの電話番号を教えて」という内容のメッセージを受けたことを想定して試した。Geminiが素速く答えを探して応答メッセージの下書きを作成してくれる。
マジックサジェストはPixel 10シリーズの中にあるユーザーの情報を解析するため、使用時にはデバイスの「設定」から「マジックサジェスト」を開いて「情報や操作を提案するためのデータソース」の各項目をオンにして、ひと晩ほど待つと使えるようになる。
電話アプリで通話する際に、相手とやり取りしたメールやメッセージの内容を画面に表示したり、カレンダーのイベント、スクリーンショット、テキストメッセージやKeepのメモなどアプリを横断する情報検索など、マジックサジェストに関連する機能はまだいろいろあるが、現時点でまだ試せていない。筆者がふだんメールにカレンダー、メッセージなどをメインのアプリにグーグル以外のものを選んでいるからだろう。例えばGoogle Workspaceを業務で利用している方は、マジックサジェストの便利な機能をもっと実感できると思う。


