むしろポエムのようなテキストを書いて、レコーダーに朗読を吹き込んでBGMを足してみるとラップのように聞こえる。どうやら、これは即席の作曲を楽しむ機能のようだ。おそらくGoogle DeepMindが開発する音楽生成AIモデルの「Lyria(リリア)」をベースとして作られた機能なのだろう。同様の機能にYouTubeが一部のクリエイターとベータテストを行っている「Dream Track for Shorts」もある。今後、Pixelからもさまざまな音楽生成AIが一般に広がりそうだ。
Pixelが「気の利いた写真撮影」をサポートするユニークなAI機能
Pixel 10シリーズのAIカメラには「カメラコーチ」という新機能が加わった。カメラアプリを開いた画面の右上に表示されるカメラのアイコンをタップすると、Geminiが気の利いたフレーミングや構図をガイドしてくれる。
ユニークな機能だと思うが、植物や建物など静物の被写体を撮る時の方が落ち着いて使えると思う。シャッターボタンを切るまでに数ステップのガイダンスを経なければならないため、その間にペットのかわいい仕草を撮るシャッターチャンスを逃したり、カメラを向けている人物が緊張したり焦れてしまいそうだ。
Pixel 10 ProシリーズはGeminiのモデルによる画像補正を掛け合わせて、最大100倍までのデジタルズーム撮影が楽しめる「超解像ズームPro」を搭載する。初めて機能を使用する際、カメラアプリ上でモデルをダウンロードする。100倍ズーム撮影は、例えるならば長く細い棒の先端にペンを装着してホワイトボードに文字を書くようなもので、ズームすると被写体に狙いを定めづらくなる。Pixel 10 Proシリーズはサブウィンドウに表示されるガイダンスによって、遠くの被写体もフレームに収めやすい。画像補正処理の精度もまずまずだ。100倍ズームまでしなくても、デジタルズーム撮影時に効果を発揮してくれる便利な撮影サポート機能だ。


