長続きする習慣にするには
もちろん、儀式について知っていることと、実践することは別ものだ。習慣を始めると、一貫性を保つために苦慮し始めるまでは常にやる気に満ちている。重要なのは、歯磨きをするようにこの儀式を何ということはないものとして扱うことだ。というのも、関係の基本的な衛生として機能する染み付いた日々の習慣だからだ。
儀式を定着させるための方法をいくつか紹介しよう。
・日課にする:すでにやっていることと結びつける。歯を磨いた直後や、仕事に出かける直前などに行うようにする。習慣は既存の行動と結びつけたときに最も定着する。
・プレッシャーをかけない:これは毎回完璧な言葉を発したり、深く感じたりすることではない。魔法のように感じる日もあれば、機械的に感じる日もあるだろう。それでいい。儀式が機能するのは一貫性があるからであり、すべての瞬間が深く感じられるからではない。
・時間を割く:人生は忙しく、小さな儀式は真っ先に後回しにされがちだ。立て込んでいる日でも儀式のための1分間を守ることを、2人で決める。どちらかが忘れてしまっても、もう一方が「今、時間を取ろうか?」とそっと儀式を始めることができる。
・自分たちのニーズに合わせる:不安を抱えるカップルにとって、予測可能であることは常に助けになる。このため、毎日同じ時間に行うといい。回避的なカップルにとっては、面と向かって行うよりも横に並んで行う方が少し安全に感じられるかもしれない。子どもがいる場合、子どもが寝た直後が最適だ。遠距離恋愛中のカップルであれば、1分間の電話やテキスト、ボイスメモを儀式に役立てるといい。自分たちの生活に一番合ったものを選ぼう。
・多少の違和感を予想しておく:新しい習慣は何でもそうだが、体に染み込むまでは違和感があるものだ。結果を判断する前に2~3週間様子を見ること。
儀式自体はシンプルだ。変化は、儀式が象徴するものからもたらされる。つまり、仕事でクタクタになるなどストレスやすべきことがあるにもかかわらず、つながることを選択することで愛を優先し、育む姿勢になる。
よい関係が続いていると感じるために、常にお祝いする必要はない。時として必要なのは、60秒間相手に注意を集中させることだけだ。今夜帰宅した瞬間にスマホを延々スクロールし始めたり、一心不乱に家事をこなしたりする前に、1分間だけ時間を取ろう。パートナーを見つめ、手を取り、そして側にいることで相手が最も大切な存在であることを伝えよう。


