キャリア

2025.08.25 15:00

「昇進・昇給せずに責任だけ増えた」ときに、職場でキャリアを守る方法

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転職のタイミングを知る

最善を尽くしたとしても、会社側があなたの貢献を適切に評価しようとしなかったり、できなかったりすることがあるかもしれない。明確さ、フィードバック、昇進を求めるあなたに対する態度が、いつも曖昧な約束やはぐらかしに終始するようなら、今いる会社があなたの長期的なキャリア成長にとって、適切な場所でありつづけるかどうかを検討する時期かもしれない。

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正式な評価が得られないままだと、燃え尽きや仕事満足度の低下につながる可能性がある(特に、常に多くの仕事を任されている場合はそうだ)。社内での選択肢を使い果たし、自分の成長が妨げられていると感じたら、別の場所でチャンスを探し始める時かもしれない。

追加的な責任をこなしてきたことで得たスキルや経験によって、他の組織でより高いレベルの職務に就くための魅力的な候補者になることができる。準備が整ったら、現在の職務で示したのと同じプロ意識と自己主張をもって、求職活動に臨もう。

まとめ

昇進していないのに職責が拡大した時は、状況をコントロールすることが重要だ。自分の役割を客観的に査定し、上司との話し合いで「期待されること」を明確にし、評価について交渉することで、自分の努力を認めてもらうようにしよう。

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しかし、あなたの貢献に会社が報いようとしない、あるいは報いることができないのであれば、いつ転職すべきかを知ることが、自身の仕事上の幸福と成長を維持するための鍵となる。そうした転機をコントロールする鍵は、積極的な態度で集中し、プロフェッショナルかつ建設的な方法で自分自身を売り込む準備を整えることだ。

forbes.com 原文

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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